算命学10分レッスン(674日目)守護神法63

算命学10分レッスン(674日目)守護神法63

 

 

守護神法63

月(10月)生まれの戊(日柱)

月は、秋から冬へと渡る季節の変わり目として、寒気が入り込みます。

また、戌は土質ですから、土質を剋して耕作に適した土地にするため、甲を用います。

その次には、潤いをもたらす癸が助けとなります。

しかし、癸は戊と干合し火質に変化しますので、天干に癸があることを嫌います、

干の戊から守護神の甲は、車キ星を生みますが、戊と癸の干合は車キ星の金質を剋してしまい、甲の役目を無いものとしてしまうからです。

この場合は、丙があれば龍高星(水質)を生みますので、丙の陽気はほどほどに抑え、土(戊)が水を含みますので、土の役割が果されることになります。

が無く癸がある場合、甲が天干になければ衣は充分に足りますが、富は少しに止まります。

があって癸が無い場合、丙は孤独で助けが無く名も富もみな虚となり、衣と食べるのに困らない程度となります。

丙と癸があって甲が無い場合は、財と権威が相交差して、戊と火質があれば乾ききった土となり、他の支に寅や午がある場合は、癸の水質では間に合わないため、貧しく苦労の耐えない人生になります。

しかし、庚や辛があれば、金生水で水を生じますので、助けになります。

が無くて、甲と丙が天干に出る場合は、土質に命を育む力が無ありません。

その場合は、世間を離れて出家する道に入るが、一生をただ人の役に立つことなく生きて行くのみとなります。

質と水質が天干に出る場合は、水質は火質を剋し土質を潤します。

質は、土質の気を洩らし、かつ水質を生み出します。

この場合は、性情は高貴で富みも名誉も得られますが、水質が無い場合は、一生に渡って困苦を強いられます。

まとめ

戌月の戊の守護神は

甲 2、丙 3、癸 です。

2015-09-03