算命学10分レッスン(675日目の2)貴幼法

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幼法

牽牛星総論

牽牛星の意味合いとしては、補佐的な役割りの座ですから、何らかの役割を与えられて輝く星です。

自負心や自尊心が高く、幼稚で身勝手なところがあります。

そのため、子供の頃には出来るだけ祖父母のなどの年配者と交流させ、広い視野に立って目的を定めさせないと、複雑な人生行路と自尊心が相容れない存在となったりして、人生が苦しいものになります。

また、目的達成の手段を、周りの人から教えられたり示唆を受けたりすると、一つの手段から幾つもの手段が生まれてしまい、目的を見失ってしまう恐れがあるので、絶対に避けなければなりません。

この星の最大の欠点は、子供の頃に多くの体験をしてしまうことです。

多くの行動が多くの体験をさせるため、それぞれ異なる行動となり、まとまりの無い人生になりやすいのです。

一つの目的に対し、複数の達成方法を考えるので、役人または官吏の星と言われます。

本来は、権力者や国家の目的のために、手段や方法を考えることが思考の中心になります。

思考の形態

思考の形成には、それなりの力量の裏付けを必要としますが、子供の頃には力量が無いため、良い結果が得られにくく、内側の思考と外側の行動が一致しない状態になりやすいという特徴があります。

内面は直情型ですが、外的には冷静沈着に行動するため、その複雑な思考と行動オパターンを理解するには、長い時間が掛かります。

確実に目的を達成することを考えるので、いろいろな手段や方法を考え出し、時には異なった行動を同時に起こしたりするので、不合理で不経済と映ることもありますが、このような発想こそが役人的な発想方法なのです。

両親や周りの人たちが求めるものを得ようとすることは、車キ星と同じですが、牽牛星は時間の枠に囚われないので、少しずれているように見えます。

、目的を達成できなくても、最終的に達成できるほう方法を思考し模索しているのですが、周りの人にはそれが分からないのです。

次回は、2009年1月29日の男の子の育て方を見て行きます。

牽牛星の概要をよく読んでおいてください。

2015-09-07