算命学10分レッスン(681日目)守護神法71
守護神法71
辰月生まれの己(日柱)
辰は場所的には戌亥から流れ出た水が、延々と流れ下り大海に注ぐところです。
自然界でいいますと、河口の出口に堆積した陸地(三角州)です。
三角州は耕作地として、栄養豊富な土壌を持ち、穀物を豊に育てます。
時期としても辰は春と夏を繋ぐ土用ですから、穀物栽培にはぴったりの季節です。
穀物の栽培にまず必要なのは、太陽(丙)です。
そして、癸の雨露を次に守護神として取ります。
丙と戊が天干の出る場合は、戊が甲で剋され耕作に適すように懐柔されなければ、己もその役割を果せません。
しかし、甲は後天運などで己が回ってきたときに、干合して土に変化してしまうことが多いのでその時期が問題になります。
月の前半には、丙が天干に出ることが第一で、癸が次に出て、その次に甲が出ることが極上の命式です。
しかし、上記のうちの1つでもあれば、極上ではないものの、まあまあ良い運勢になります。
また、壬や癸が覆い場合は、当然のことながら戊で剋すことが必要となります。
丙を用いた時、壬があると丙は剋されてしまうので良くありません。
同じように、癸を用いるとき、戊や己があると水質は剋されてしまうので駄目です。
甲を用いた場合にも、庚があると甲が剋されてしまうので駄目です
このように、それぞれの守護神に、剋す干が無い場合には、富と名誉名声が得られるのです。
癸があったとしても、丙や甲が無い場合は、衣食住が何とか足りる程度の運気です。
まとめ
辰月生まれの己の守護神は、
1、丙 2、甲 3、癸 です。
2015-09-15