算命学10分レッスン(892日目)守護神法

算命学10分レッスン(892日目)守護神法

 

 

月(2月)生まれの庚(日干)

は木質の地ですから、金質の庚の地からは対極にあり、最も庚の力が弱まっています。

質も木質に剋され、金質は生きる力がありません。

質を生じる土質の戊をまず第一に守護神に取ります。

その上で、土質の力を調節する甲を第二の守護神とします。

もし質が多い命式ですと、金質は生じられて力を取り戻しますが、同時に土の中に埋もれてしまいます。

そのため、この場合に限り貫索星と石門星を生む同質の庚と辛を守護神に取ります。

月は早春であり、まだ寒さが残っていますので、丙の暖気(代用で丁)を得て暖土生金で、己が喜びとなります。

なぜ戊では無くて己かというと、戊では金質が埋もれてしまう恐れがあるからです。

しかし、己を用いるのは土質が多い場合のみです。

、甲、己が天干にあれば富と名誉が少なからず手に入りますが、庚、辛が28元にあることを最上とします。

質が多い場合には、甲が天干にあれば名誉が得られ、甲が28元にあれば富が得られます。

しかし、庚が天干に出る場合は、富も名誉も失います。

また、丁が宿命に多くある場合は、従官格に入格すると良いのですが、もし土質があれば従生官格でも吉となります。

まとめ

月生まれの庚の守護神は

1、戊 2、甲 3、丙・丁 

2015-10-06