算命学10分レッスン(894日目)守護神法84
辰月(4月)生まれの庚(日干)
辰月は、春から夏へと季節が移り変わる土用です。
そのため前半は、まだ少し寒気が残っているため、卯月と同じ状況と考えます。
後半になると、夏の火質が勝るようになり、寒気を恐れません。
また、土用ですから、土生金となり、金質の弱さも解消されますが、土質が多くなりますと、金質は土質に埋没してしまう恐れがあります。
この場合は、甲を用いて土質を剋し、次に陰の火質丁は土質を用います。
火質をは土質を洩らすして、その力を弱めるので、土の力を制御するのに役立ちます。
他の支に土質の力を制御する寅・卯、巳・辰がある場合、甲と丁が天干にある場合は、富も名声も得られ、必ず高い位に上ります。
甲が天干に出て、丁が28元にある場合、あるいは甲が28元にあり、丁が天干ニある場合は、市井にあって大成の道を歩みます。
甲も丁も両方28元にある場合、甲が庚の制御を受けない状態であれば、富はほどほどである程度の地位も得られますが、甲があって丁が無い場合は普通の人です。
丁があって甲が無い場合は、力の無い在野の学者、甲・丁両方とも無い場合は貧しく地位も低くなります。
甲があり丁が無い場合、丙が天干にあり、その丙が壬や癸に剋されなければ、軍に入ることで出世します。
他に庚が無くて火質がある場合、夭折する可能性がありますが、夭折しない場合は貧しい人生を送ります。
まとめ
辰月生まれの庚の守護神は
1、甲 2、丁 3、壬 4、癸 です。
2015-10-08