算命学10分レッスン(896日目)守護神法86
午月(6月)生まれの庚(日柱)
午月は盛夏で、火質の旺地ですから、木質はこの火質に洩れるとともに、金質の庚で剋されますから、陽の木質甲は完全に力を削がれてしまう時期です。
甲を元気付けるには、水質が欠かせません。
そのため、水質の壬と癸を守護神とします。
しかし、水質の位置(北方=亥・子)は午の位置から対極にありますので、水質が得にくいので、金質は火質をコントロールすることは出来ず、返って火の勢いを高めてしまい土質を燥土と化してしまいます。
壬が天干に出て癸が28元にあり、その他に庚・辛の水源があれば富も名誉も手に入りますが、土質が現れ水質を剋してしまうと普通の人となります。
同じように、壬が天干に出て癸が28元にあり、その他に庚・辛の水源があり、土質が現れても土質を剋する甲があれば、学問で身を立てます。
水質が無く、戊・己のみの命式の場合は、庚が生じられるとともに午も生じられるので官印相生となり、夭折と孤独、貧困を免れます。
その場合、大運が北方を回ったときには運勢が好転します。
しかし、戊・己が命式になく、支が未と戌のみの場合は、下賎の人となり廃人のような人生になります。
まとめ
午月生まれの庚の守護神は
1、壬 2、癸 です。
2015-10-13
創喜