算命学10分レッスン(898日目)守護神法88
申月(8月)生まれの庚(日柱)
庚が申(陽の金質)に入りますと、金質はその強さと鋭さの極みになります。
その場合は、水質に気を洩らして鋭さを和らげますが、まだまだ強さを失わない金質が火質に鍛えられなければ、役割の無い人となります。
庚の金質は丁の火質で鍛えられることで真価を発揮し、大器となる資格を得ますので丁を守護神に取ることが重要です。
更に、火質を生じる甲があれば、更に良い命式になります。
丁も甲も天干に出る場合は、百人の管理を部下に持つような高い位に上ります。
丁が天干にあって、甲が無い場合は優秀な才能に恵まれます。
甲があって丁が無い場合は普通の人、甲も丁も無い場合は格の落ちの人となります。
丁の代わりに丙を代用に出来ますが、丁よりも数段劣る力量となります。
土質が多い場合は、庚金が土の中に埋もれてしまう恐れがありますので、土質を剋す甲を先に取ります。
その他に丁があれば、大きな富を得ます。
火質が多い場合は、中級の官吏にはなれます。
甲は庚金から禄存星を生み、乙は司禄星を生みます。
どちらも財運の星ですから、商人には良いのですが、庚は官の位置にあるので、役人との結びつきが強い商売で成功します。
まとめ
申月生まれの庚の守護神は
1、丁 2、甲 です。
2015-10-14
創喜