算命学10分レッスン(898日目の2)貴幼法

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幼法(玉堂星)

2008529日生まれの男の子

 丁 戊        石門星 天馳星

 巳 子    玉堂星 玉堂星 禄存星

丙 丙 癸    天将星 龍高星 天将星

庚 庚

戊 戊     天中殺 戌亥

6 54 25

この子の陰占の特徴は、月干支と年干支の2柱が異常干支ということです。

月柱にある丁巳は、成人してから家系を離れたほうが良い、ということを暗示しています。  

柱にある戊子は、言っていることがころころ変わるという異常性と、お天気屋さんという側面ありますので、周りの人はついて行けないと感じるような時もあります。

このことを踏まえて、育て方を見て行きます。

幼年期の十二大従星は天馳星ですから、結構せわしなく動き回る子で、怪我が多く生傷が絶えない子です。

反対に何をやらしても遅かったり、堅実な積み重ねをしたりと静の面が出ている場合は、天馳星が陰転しているとみます。

転したまま放置しますと、この子の中年期は一気に天将星という最大パワーの時期に入るので、それまでも陰転してしまう可能性があります。

せわしなく動き回るスポーツをやらせましょう。

サッカーや今脚光を浴びているラグビー、テニスなどは最適です。

野球など待機時間が長いので、この子にはあまり適していません。

子供の頃の運気は、親とのシーソーゲームになりやすいので、親の運が良いときにこの子の運は伸ばせません。

親の運気が下がってくると、この子の運が伸びるという側面もあります。

思考方法が知識を蓄積して行きますが、ある程度の知識を持つと理屈屋になります。

頭の良い子で、つじつまの合わないことはすかさず指摘しますが、自分の不合理を指摘されると、屁理屈をこねて反論します。

言い訳をするということです。

そのため、この子を育てる時に一番気を付けなければならないことは、自分の非を素直に認めるという勇気を教えることです。

もしも自分が間違っていたら、素直に認めて修正するほうが自分にとってプラスになる、ということを根気良く教えてください。

言い訳を見抜いても、決して怒ってはいけません。

ますます巧妙な言い訳をするようになるからです。

あくまでも、中年期、老年期の人生のクライマックスに回る大きなパワーを、正しく活かすための準備段階ですから、社会の表で活躍できるように、理屈で逃げない人格を形成するような育て方をしてください。

北方の石門星は、人の出入りの多い環境で育てると良いということですから、もし育つ環境が商家などの人の出入りの多い環境なら良いのですが、普通のサラリーマンなどの家庭でしたら、出来るだけザワザワとした環境に置くようにすると良いでしょう。

また、家系を継がせない方がこの子のためになります。

2015-10-15

創喜