算命学10分レッスン(899日目)守護神法89
酉月(9月)生まれの庚(日柱)
酉月は秋が深まって寒さが増してくる月ですから、火質の丙と丁、両方共にありがたい存在になります。
金質は最も旺盛で、強く鋭さを増しています。
そのため、丁は庚を鍛え丙は寒さを和らげる役割をします。
丙と丁を2つ同時に用いることは、官殺併用(西は官の位置で、丁は丙の光りで目立たない)となり嫌われますが、この場合は、最身強ということで高位として扱います。
丁が1つ天干に出る場合は、共に甲が天干に出て丁を生じるのが望ましいことです。
丁と甲が共に天干にあり、さらに丙があれば立身出世と名誉名声が手に入ります。
丙が重なって天干に出て、丁が1つ天干に出る場合は、28元に甲があれば官吏としての役割を得ます。
同様に丁が28元にあれば、官吏の道とは別の道を進むことで頭角を現しますが、多くの場合は、軍人になって位を得ます。
丙と丁が28元にあり、甲が天干にある場合、水質がないと清く正しく生きて立身出世しますが、水質が天干に出ると火質を剋しますので、忌神となります。
しかし、火質が天干に出て、水質が28元にある場合は、火質は剋されませんが、普通の人となります。
まとめ
酉月生まれの庚の守護神は、
1、丁 2、甲、3、丙 です。
2015-10-20
創喜