算命学１０分レッスン（９００日目の２）貴幼法（玉堂星）

算命学１０分レッスン（９００日目の２）貴幼法（玉堂星）

貴幼法（玉堂星）

2004年7月30日生まれの女の子

庚　辛　甲　　　　　　禄存星　天禄星

戌　未　申　　龍高星　玉堂星　禄存星

戊　己　庚　　天堂星　石門星　天南星

丁　乙　壬

辛　丁　戊　　　天中殺　寅卯

47　8　21

この子の陰占命式的な特徴は、日柱が庚ということです。

庚は陽の金質ですから、形が変えにくい、つまり自分を変えられない人となり、貫索星とは違う頑固さのある子です。

貫索星は守備的な頑固さですが、この子の頑固さは攻撃的な頑固さです。

攻撃的な頑固さというのは、自分の主義主張あるいは思想的な信念を譲らないということですから、周りの人（特に親）にとっては少々扱い難い子です。

外見は優しさがあり、争いごとを好まないので、周囲に同調しているように見えますが、決してそうではありません。

闘争心が強く何かにつけて頑張る頑張り屋さんですが、本心を出せないもどかしさから自分だけの殻に閉じこもったりしがちです。

そのため、親はこの子が、自分を表現できる環境作りをしてやることが大切です。

幼年期の十二大従星は１１点の天禄星ですから、女の子にしては大きなパワーの持ち主です。

つまり、見かけとは違い、押し出しの強い子で、いつの間にか子供たちから一目置かれる存在になってしまいます。

何となく怪我の多い子ですが、怪我をするたびに運気が上がりますので、心配はいりません。

貴幼法の玉堂星の悪い特徴は、自分の欠点を認めず、それらを正当化するために屁理屈をこねたり、言い訳ばかりをしたりすることです。

親はそこを良く見抜いて、批判するのではなく、自分の弱さを素直に認めることは恥かしいことではなく、それこそ勇気のいる立派なことだと教え諭すことです。

もともと頭の良い子ですが、理屈が先にたってしまうので、子供の頃には自分らしさが出る、つまり学業などで良い成績を取るようになるまで時間が掛かります。

現在１１才で、小学校高学年、来年は中学生になる時期ですから、ぼちぼち能力を発揮する時期に来ています。

もし可能なら、母親・父親・この子と３人でじっくりと話し合う機会を作ってください。

そして、この子が今抱えている人に話せない弱みを引き出し、それを３人で共有し解決方法を皆で考えるようにしてみてください。

中学時代の育て方が、この子の中年期天南星に大きく影響します。