算命学10分レッスン(904日目)守護神法94

算命学10分レッスン(904日目)守護神法94

 

 

月(2月)生まれの辛(日柱)

月は早春であり、陽気の気配はありますが、寒気はかなり残っています。

しかし、寅の28元には丙がありますので、暖気を得るために守護神として丙を取らなくても大丈夫です。

の特質は陰ですから柔軟軟弱で、寒気に向かう場所として退気の時期です。

木質が旺、金質が休または囚に当たりますので、己の土質を以って金質を生じ辛の力を強めないと、甲を制御できませんので、己が第一の守護神になります。

備考:陰陽五行論には、五行の勢いを現す言葉があります。

算命学では、旺、相、休 囚、死法と言い、四季の勢い、家系の中の力関係などを表します。

関係は、旺 > 相 > 休 > 囚 > 死 です。

恋愛占科を受講された方は、月支を基準に点数を出し、嫁姑舅との関係を見ましたが、その

点数の順位を表した言葉だと考えてください。

ちなみに、月干は兄弟・子供・友人・社会など前述以外の人間関係を意味します。

また辛は宝飾ですから、それを洗って本来の辛の働きを助けるために、壬の水質も必要です。

また庚の寅月は丙を守護神としましたが、それは庚が剛の金質で強いためでしたが、辛は軟弱な金質で丙が天干に出ると干合し水質に変化してしまいますので、ますます力が弱まります。

と壬が天干に出ても、3つの支に寅午戌の三合会局の火局が成立しますと、辛は火質に剋されてしまいますので、普通の人になってしまいます。

もしも、火局が成立したとしても、壬と庚が天干に出れば、火質に打ち勝ち庚が水源となりますので、富と名誉名声は得られます。

後天運を含めてつの支が、申子辰の水局になれば、丙が天干にあって富と名誉名声をえますが、丙が無い場合は普通の人です。

まとめ

月生まれの辛の守護神は、

1、己 2、庚 3、壬 です。

 

2015-10-28

創喜