算命学10分レッスン(905日目)守護神法95
卯月(3月)生まれの辛(日柱)
卯月は盛春の時で、陽の気が目立ってきます。
そのため、卯と正反対の場所(対冲の位置)にある辛は休または囚の弱い力となります。
そのため、土質が多いと埋もれてしまいますので、例え身弱であっても戊と己の使用はできません。(辛から卯月は天馳星の1点)
戊・己があれば病の命式としますが、甲があれば土質を剋してくれますので、甲を薬とみなします。
弱い金質の辛を救うために、同質の庚があり庚から洩らす壬があることを上格とします。
しかし、この命式は清く正しく気品に満ちてみやびやかで秀才ですが、富と名誉は仮のものとなり、衣食住が足りても内容が空虚な人、つまり外見は立派ですが中身が充実していない人となります。
壬の多い人は金質と水質が偏りますので、辛を洗いすぎて水質に洩らし過ぎますので、無能の人となります。
支が亥卯未の三合木局となり、多すぎる壬の気を木質に洩らしても、庚が無い場合は普通の人です。
庚が天干に出れば富と名誉名声が得られます。
木局の場合で、壬が多く庚が無い場合のみ、やむをえず戊・己を使って水質をコントロールします。
まとめ
卯月生まれの辛の守護神は、
1、壬 2、甲 です。
2015-10-29
創喜