算命学10分レッスン(908日目)守護神法98

算命学10分レッスン(908日目)守護神法98

 

 

月(6月)生まれの辛(日柱)

は陰の金質ですから、柔金で庚に比べて軟弱ですから、午の力に負けてしまいます。

そのため、生じてくれる土質を良としますが、午は火質の旺地ですから他の火質が出ると戊・己があっても火質が更に土質を生じるので、辛は土質に埋もれてしまう恐れがあります。

は剛金の庚と違って、火質で鍛錬することを良としません。

の28元の中にある丁が火生土で己を生じ、土そのものを燥土としますので、必ず湿潤にする水質が必要です。

壬が天干に出ると辛の洩気となり良くないと考えますが、土質を潤し金質を生じさせますので、洩れて生じるという課程から神を守護神に取ります。

土質を湿潤とするには、必ず壬が天干にあることが条件です。

壬の代わりに癸が天干にある場合は、ある程度の代替にはなりますが、その効力はかなり弱いものになります。

は他に庚や辛の応援があったとしても、他に壬または癸が無ければ孤独な人生となります。

壬・己が両方天干にあり、癸が28元にあった場合、癸を持つ支が冲に合わなければ立身出世げ出来ます。

癸が天干に出て、壬が28元にある場合も、少なからぬ功名を得ることができます。

壬が無く己と癸が天干にあれば、市井にあって功名を得ます。

また、壬が無く、癸と庚が天干にある場合は、庚が水源になりますので、生活には困りません。

質が多い場合には、水質があることと甲が天干に出て土質を剋すことで、守護神に取ることができます。

ただし、水質が全く無い場合は、甲は火質を生じてしまい、その結果返って土質を生んでしまうことになります。

まとめ

月生まれも辛の守護神は

1、壬 2、己 3、癸です。

 

2015-11-03

創喜