算命学10分レッスン(910日目)守護神法100
申月(8月)生まれの辛(日柱)
辛は陰の金質ですから、あまり強い金質ではありません。
陽の金質庚は剛金ですから、それからすると柔かく弱い金質です。
しかし、申は剛金の地ですから、辛の弱さを補佐しかつ夏の火質が遠ざかりますので、旺気
に転じています。
庚が天干の出れば、申月ですから天禄星となり、大いに辛の助けとなります。
壬が天干に出れば入魂の地で、かつ金質が力を洩らすことができますので良とします。
また、戊と己の土質が天干に無く、初元生まれでなければ清く品格のある人物になりますが、富とは縁がありません。
土質が天干に出て甲が無い場合は、病気持ちの薬剤なしとなり、普通の人以下の人生になります。
戊と甲の両方が天干に出た場合、裕福な人生を送ります。
金質が多い場合は、庚と辛の地(西方)を回る時に剛金となり、壬が守護神となります。
しかし、申の28元にある力量が不足しますので、壬が天干に出る場合が良とします。
どんなに金質が多い命式でも、庚と辛は質が違いますので、まずは洩気となる水質を使います。
金質が多く、水質の勢いが強い場合には、土質が天干に出る事が一見良いようですが、土質の力量不足は否めません。
そのため、土質を剋すことになっても、金質が土質から生じることを抑制し、多すぎる水質を洩らす先になる甲を守護神とします。
まとめ
申月生まれの辛の守護神は
1、壬 2、甲 3、戊 です。
2015-11-05
創喜