算命学10分レッスン(911日目)守護神法101
酉月(9月)生まれの辛(日柱)
酉月は干に比定しますと、辛ですからジャストタイムとなります。
辛は宝玉ですから、埃を被っていては輝きませんので、壬の水質で洗ってやると同時に、壬は辛金から生じる水質の受け皿になりますので、第一に守護神に取ります。
辛は旺盛な時であっても、貴位が高く軽いので、丙と丁の火質で剋されますで、丙と丁は良くありません。
また、この頃の金質は旺時なので、戊・己に生じられる必要はありませんし、土質は水質を剋してしまい、辛金を洗い輝かせるどころか、水を濁してしまいますので、戊・己は良くありません。
しかし、この場合には甲が天干に出て、土質を剋す場合には土質の害が無くなったとみますので、病気(土質)ではありますが薬(甲)があるという状況ですから、富と名誉が得られます。
ただし、土質が天干に出ない場合、甲は必要ありません。
支の28元に戊がある場合、他の干支の28元の甲がある場合には、天干に出る場合に準じてそこそこの成功者になります。
他に辛が2つ天干に出て、28元に壬および甲がある場合は、壬は辛を洗う役割よりは甲を生じる水となってしまいますので、守護神に用いたとしても無力です。
その場合は、富を得られるかもしれませんが、思いやりの無い人になってしまいますが、庚があって甲を剋していれば情けや思いやりのある人となります。
まとめ
酉月生まれの辛の守護神は、
1、壬 2、甲 です。
2015-11-06
創喜