算命学10分レッスン(913日目)守護神法103

算命学10分レッスン(913日目)守護神法103

亥月(11月)生まれの辛

亥月は寒さが盛冬に向かって益々増してゆく時期ですから、水で洗われることが必用な辛も、暖かい壬で洗われ辛そのものを少しでも温めることが望まれます。

そのため、壬と暖を呼ぶ丙を守護神に取ります。

壬と丙の両方が天干にあれば、立身出世して富も名声も手に入れられます。

しかし、丙が月干に並んである場合は、干合して水質になってしまいますので、守護神として役に立ちません。

丙が天干に出て、壬が28元にある場合は、大きな富を得ることはできません。

壬が天干に出て、丙が28元にある場合は、地位も名誉もそれほど大きくはなく、富が大きくなります。

壬も丙も28元だけに出る場合は、秀才となるだけで、出世や成功はおぼつきません。

丙が無く壬・戊がある場合は、富を得ます。

辛金は、きれいな水を好み、土質で濁らされるのを嫌いますが、この場合のみ戊の土質を辛が水に沈むのを防ぐ役割とします。

戊が無く水質が多い場合は、金質は水に沈んでしまうので、富とは縁の無い貧しい生活になってしまいますので、戊を守護神とするのです。

甲が多く戊が少ない場合は、芸術的な活動をすると富を得ます。

甲は土質を剋し、金(辛)質が土質に埋没することなく財を成し、却って土質から生じられ輝くのです。

戊と己の土質が多く壬が天干に出る場合は、壬の水質が濁ってしまいますので、その人が誠実な人生を送ったとしても、最後が美とはなりません。

芸術的な生き方だけに終生身を置いて、どっしりとした困難の少ない人生になります。

この場合も、甲が天干に出て、壬が丁と干合しなければ、甲は土質を役割を果たせますので、富が手に入れられる人生となります。

まとめ

亥月生まれの辛の守護神は

1、壬 2、甲 です。

 

2015-11-10

創喜