算命学10分レッスン(916日目)守護神法106
辛の生まれ日守護神が終了いたしましたので、五行最後の壬と癸に入ります。
各論に入る前に、下記総論をご覧ください。
水質総論
水の生まれる場所は亥の位置で、水が大海への旅を終える場所は辰の位置です。
そのため、水は西北から東南へと流れるのが自然の形です。
順調に流れる水は平穏な人生、自然に逆らって流れる水は激しい人生を送ることになりますが、それに打ち勝ち大きな名声を得ることもあります。
春と夏は、水質の休・囚の場所で、水質を生じる金質があればそれが水の源泉となって、延々と流れる川となります。
秋と冬は、水質が最大限に勢いを得て旺となる場所で、土質の堤防があれば水の氾濫を防ぎ、正常な人生の道を歩みます。
水質は丙の陽光を水面に映し、陽光の役割を高め、金質を水源とし、木質の水路(水生木と流れ)があって、自然の形が美しく整います。
火質が旺盛になると、力の弱い水は蒸発させられてしまう恐れがありますので、木質(貫索星、石門星を生む同質の水質)に助けを借りられれば、良とします。
土質が多くなり過ぎますと、甲や乙の木質で剋さなければならないので、守護神とします。
火質が多い場合は、4つの土用の季節に当たり、宿命に火質、土質が多いと水質が弱められますから、特に忌むこととなります。
2015-11-13
創喜