算命学10分レッスン(919日目)守護神法109
辰月(4月)生まれの壬(日柱)
辰の位置は水が大海に注ぐ所にあり、辰の28元には癸がありますので、水庫となりますが、本元が戊ですから、目にはみえませんが水が戊に堰き止められていますので、まず甲を用いて土質を剋し、次に庚を水源として使用します。
この場合、庚と甲の距離が大切で、庚が甲を剋さずにその役割を果せる場所、例えばどちらかが大運など命式以外に出ると使い勝手が良いようです。
しかし、辰は土質ですから、基本的に土質の旺地ですが、本元に入る場合は卯月と同じように考えてください。
甲と庚が両方とも天干に出る場合は、立身出世できます。
甲が天干に出て、庚が28元にある場合は、秀才となります。
甲が28元、亥と寅が支にあり、庚が天干にある場合は普通の生活が出来る人です。
甲と癸の両方が天干に出る場合は、官吏以外の道に進んで成功します。
甲が無い場合は壬が土に濁されて閉塞し、乱暴ものになります。
庚が無い場合は、水質が生じられないので壬が枯渇かつ濁る恐れがあるため、何事にも固執する性格になります。
これは、甲が無い場合は土質を剋すことができませんので、壬(水質)は辰および辰の28元の戊によって濁りますので、理知的な部分が欠落し自制心がなくなりますので、乱暴な性情になり、庚が無い場合は水質が生じられませんので、壬はその勢いを守るためにとに角守りに入りますので、自分自身に固執するという理屈になります。
丁が天干に出ると、壬と干合して木質に変化しますので、変化した木質は守護神になります。
そのため、丁を守護神として用いますが、他に火質があり水質が無い場合は、普通の人です。
支に辰との対冲があって甲が天干に出ない場合は、人生が混乱し生涯を損ないます。
「殺重軽身」と言います。
甲が2つ天干に出て、己が無い場合は、富と名誉が得られます。
水質が多く庚も多い人は無用の人で、その場合は丙で庚を剋し制することが守護神となります。
まとめ
辰月生まれの壬の守護神は。
1、庚 2、辛 です。
2015-11-18
創喜