算命学10分レッスン(921日目)守護神法111

算命学10分レッスン(921日目)守護神法111

 

 

月(6月)生まれの壬(日柱)

の本元は丁ですから、午は丁の支配を受けている場所と言えます。

が旺になり壬の力が弱まります。

先月の巳月は、28元の戊と丙が天禄星で力が強かったので、水質の壬と水質を生じる辛や庚を守護神としたのですが、今月の午月は28元が己と丁が天禄星になりますから、陰火の丁を剋す陰水の癸と癸を生み出す庚を守護神にします。

の星の力(天禄星)が旺盛ですから、壬から貫索星および石門星で土質を剋し、財を分散させるためです。

月の28元には癸と干合してしまう戊がありましたので壬を先に守護神としましたが、今月の午月には戊がありませんので、干合を心配しなくても良い癸を先に守護神に取ります。

それに壬を取って貫索星を用いるとなると、28元の丁と干合してしまいますので、壬ではなく癸を取るのです。

また、辛金を用いて壬水を生じ、壬の力が弱まらないようにすることも必要です。

と癸の2つが天干に出れば、富と名誉を得られます。

と壬が2つ天干に出る場合は、才略も権力の位も手に入りますが、庚があって癸が無い場合は、普通の人です。

それは、癸のコントロールが無い火質が強すぎて、金質が溶かされてしまい、自分のままで存在できないからです。

が三合会局の火局(寅・午・戌)になり、他に水質や金質が全く無い場合、形としては従財格になったとしても、財が多くして身弱ということから、禍を呼び込みます。

この命式でもっとも厳しいのは、木質が多く(火のための薪)火質があり、水質が無いことです。

これは、信心の道に入ることでしか生きられません。

普通に生きるとすれば、貧乏で苦労の多い人生で、かつ結婚もできず子供も無く、肉親に縁の無い厳しい生き方を強いられることになります。

まとめ

月生まれの壬の守護神は

1、癸 2、庚 3、辛 です。

 

2015-11-23

創喜