算命学10分レッスン(924日目)守護神法104

算命学10分レッスン(924日目)守護神法104

 

月(9月)生まれの壬(日柱)

月は28元に辛しかありませんので、辛の力そのものです。

から生じる水は清く澄んでいるので、水を濁す戊で辛をコントロールすることを嫌います。

また、己の土もやはり水を濁しますので、戊・己ともに忌神の扱いです。

つまり、日柱の壬は酉から算出されるのが天恍星ですから、身中となりますので、濁った水への抵抗力がありません。

ちなみに、庚に支配された申月は、庚が強力に水を生じるので、戊が守護神となりました。

が濁るのを忌むため、水を木質(甲)に洩らしてコントロールすることを良しとします。

が亥と申の28元に根を持つことは、酉月の28元にある辛を必要とせず、水が全て清いとは言えません。

そのため、甲が天干に出て土質を剋することは、壬の水が底まで澄み渡るということで、清廉潔白な名のある人になります。

もし戊が有ったとしても、甲が2つ天干に出れば、貴人となります。

が大運で廻るときには、この上ない功名を博しますが、庚が1つ天干に出た場合には、普通の人です。

しかし、甲が28元に出た場合は、秀才になります。

に根が無く弱い存在であれば、28元の辛を役立て、甲を補佐としますので、甲を剋す庚を忌みます。

が多く天干や28元にある場合、甲を用いないで戊を用います。

この場合、戊があれば才能がありお金もある人です。

しかし、戊が無い場合、清廉潔白な人物に見えたとしても、その才能は混濁し、あるいは生活に困窮したりして、持っている才能を活かせない貧乏学者となります。

まとめ

月生まれの壬の守護神は

1、甲 2、庚 です。

 

2015-11-27

創喜