算命学10分レッスン(930日目)守護神法110
卯月(3月)生まれの癸(日柱)
卯月は28元が乙のみで、陰の木質乙の気が強い季節で、春の盛りです。
癸は水質ですから、木質(癸)に気を洩らします。
そのため、庚の金質を用いて乙をほどよく剋し、陰の金質辛で癸の水源を確保することが喜びです。
しかし、庚は乙と干合すると金質になり卯月の質を損なってしまいますから、辛と共に用いることが必須です。
庚と辛が両方天干に出て丁が天干に無い場合、立身出世と富、名誉名声が手に入ります。
庚と辛が両方とも無い場合は、貧しく卑しい普通の人です。
庚が天干にあり辛が28元にある場合、市井の道に進んで地位を上げ、辛が天干にあって庚が28元にある場合、それ相応な出世をします。
庚と辛の両方が28元にある場合、官吏以外の道で成功します。
庚と辛の金質が多い場合、弱さの目立つ癸が強く変身し、己と丁が天干に出ると高い身分と品格が備わります。
支が木局(寅・卯・巳または亥・卯・未)を構成し、大運で木質が天干に出る場合、水質が大量に洩らされ、多くの災難と困窮に悩まされ役に立たない人となってしまいます。
ただし、何かの格に入格する場合は、格の意味を優先します。
まとめ
卯月生まれの癸の守護神は
1、庚 2、辛 です。
2015-12-07
創喜