算命学10分レッスン(931日目)守護神法111
辰月(4月)生まれの癸(日柱)
辰月の28元初元の9日間が乙の力が強く、中元の3日間は癸、後半本元は戊に支配されます。
そのため、月の前半は丙を守護神に取りますが、後半は土のパワーが旺盛になりますから必ずしも丙を専用する必要はありません。
しかし、少なくては良くありません。
月の後半は丙を用いますが、庚と辛の西方の干(印星)を欠かせません。
もし戊が天干に出て、土の勢いが強くなりすぎる場合は、甲で土質戊を剋して力を弱める(制土)ことが必用です。
支が水局(亥・子・丑または申・子・辰)を構成し、己が1つ天干に出て丙もあり甲が無い場合は気品高く、甲があり土質を剋す場合は、普通の人となります。
癸は戊の土質と干合するため、戊が本来の戊としての役割は果たせませんので、同じ土質なら己を使います。
己は甲と干合しますので、土質として使えます。
また、支が全て土質になる場合(四庫)は、甲が天干に出ることで甲を薬神とします。
甲が無い場合は、重い病気を患っても薬がないため、孤独で貧しい人生を送ることになり、信心の道に入るしかありません。
四庫がそれぞれの四つの季節に充当する場合は、格法を必ず見るようにしてください。
格に入っていれば、入格の意味が優先します。
支が木局(寅・卯・辰または亥・卯・未)になる場合、金質が無い場合は、水質が木質に気を洩らしますので、水質が木質を生じるとみて、これを洩気が財を生む洩気生財と言い、賢く学問と知力及び財力を兼ね備えた人となります。
本来的には立身出世しますが、若い時には運が滞り、身入りの少ない働き者となります。
もしも日干(自分自身)の癸の力が弱く、その負担に耐えられない場合は、名誉名声と富が手に入るものの、病弱な身体となります。
まとめ
辰月生まれの癸の守護神は、
1、丙 2、甲 3、辛 です。
2015-12-08
創喜