算命学10分レッスン(937日目の2)うつ症状の方の質問

算命学10分レッスン(937日目の2)うつ症状の方の質問

 

前回のうつ的症状の鑑定で、4番目の命式モデルの方の質問に公開でお答えいたします。

モデルの方からは、公開の許可をいただいておりますので、みなさんもしっかり勉強してください。

相当正直でシリアスな問題ですから、お答えまでに時間を要しましたことをご了解願ます。

また、ブログの字数の関係上、本文をいくつかに分けてアップせざるを得ませんので、その点もご了解ください。

その1

鑑定ありがとうございました。
何度も何度も読み返しました。
心から感謝いたします。
19○○年の庚午。

引越し、転校ばかりの人生。
両親は揃っていましたが、父は普段家に居ませんでしたので、母(19○○、〇月●日)と二人きりの生活でした。
歳の離れた妹はいます。
19歳のときに父(19〇〇年❍月)が交通事故で他界。

本当に交通事故だったのか…とふと思うときがあります。

その後、母は再婚し新しい生活をはじめました。
私は高校卒業後、すでに家を出ていて22歳のときに結婚。
そのあと長女、辛卯(20○○、〇、〇)を出産→離婚。
28歳のときに連れ子を連れ、申戌(1975.1.28)の主人と再婚しました。
ここからが地獄のはじまりだったように思います。
毎日、顔色を伺いながらの生活。
今の時代ではモラハラと言えば良いのでしょうか…。
常識は通じない人で、信じては裏切らるの繰り返し…。
『ご主人の宇宙盤を見ると、11・14・51ですから、精神性の分野にしか行動領域はありません。

その点、あなたと同じですから、何となく気が合うような関係ですが、2人ともに現実に対処する能力が少ないので、男に現実的な対処を期待する女性のあなたが裏切られるのは必然です。

あなたの期待に応えられないご主人は、自分を正当化するためにあなたを非難したり、否定したりするでしょう。

その場合、あなたの日干は庚ですから、とても頑固で自分を人に合わせ変えられないところがあり、不満を抱きながらもじっと耐えているしかないのでしょう。』

主人の子供を妊娠中に首を絞められたこともありました。

『ご主人の月柱28元に玉堂星が出ます。

この玉堂星の力は10点ですから、かなりご主人の人格に影響しています。

そして、人体星図南に出る調舒星と反応して、七殺となります。

調舒星と玉堂星の七殺は精神星の激突で、逆上型の人間を意味しています。

首を絞められた原因は分かりませんが、この七殺の力が働いたと考えられます』

主人との子供は2人います。
( 女)
(男)

七殺がきつい時期でもありちょっとしたことで、ものすごく腹を立てるようなことも起こります。

『連れ子と第2子の男の子は、あなたとは違うエネルギーの子供です。

エネルギー的に見れば、今のご主人との第1子の女の子が、あなたの宿命の中にある子供です。

連れ子は、成人して社会に出たあとに、母親の役目をしてくれる人と出会います。

また、第2子の男の子は、今のご主人の命式の中に存在します。

つまり、あなたが違和感なく育てられる子は、真ん中の女の子ですが、他の2人はあなたにとって少し育てにくい子です。

しかし、生物学的には3人ともあなたの子供ですから、独り立ちするまではどちらかがきちっと育てる義務がありますので、そこは貴幼法などを参考に乗り切ってください』

これ以上、辛いことがあるのかとおもと精神的にも肉体的にもどうしたらよいのか…。
・この方がうつ的な状況になったのは3・4年前、大運が4旬目(癸酉)に入った前後だと思われます。
ちょうどこの頃、念願のマイホームを建てましたが、夢に描いていたような生活ではなく、主人はよりエスカレートしていったように思います。
私は泣いてばかりの日々でした。

『お2人ともに年柱は寅ですから、今から2年前は巳、その前は辰となりご主人の日柱とは対冲の関係になります。

日柱が対冲ということは、彼の内で西方のエネルギー、つまり家庭(結婚している場合は妻)との関係が壊れるエネルギーが働いた、と考えられます。

一方、あなたの日干庚と彼の日干甲は相剋関係ですから、剋しあうことは避けられません。

持っているエネルギーが、元々合わないのです。

しかし、同年かつ同月生まれで、一見気が合うと思われるのですが、お互いの中に入り込むと、日柱の対冲現象が際立ってくるのです。

また、あなたは自分を変えられる人ではありません(日柱庚)ので、元々普通の結婚には向いていません。

また、日支と月支が丑午の害になっていますから、努力が報われない面が多々あります。

あなたの苦労や努力が、他人に認められにくいのです。

家を建てたころから彼の暴力的な言動がエスカレートしたのは、家を建てたという現実的な行動と、あなたがた夫婦の精神的な思考がマッチせず、何かちぐはぐになったのだろうと推察できます。

家を建てたことが直接の原因ではありませんので、そのことへの後悔は無用です。』

主人は家庭と子供に興味はない人です。もしかしたら主人なりに愛情があるのかもしれませんが、私には伝わりません。

『ご主人の宿命の子は、男の子2人です。

あなたとは逆に、第2子の男の子がエネルギー的にはご主人の子です。

女の子は宿命にありませんので、ご主人にとっては違和感のある子です。

ただ、ご主人には老年期に天印星がありますので、直感的に子育ての負担が自分にかかるのを避けているとも考えられます。』

その2へ続く

 

2015-12-15

創喜