算命学10分レッスン(938日目の2)うつ症状の方からの質問その3
セラファムさん、鑑定ありがとうございました。
コメント欄に書いてしまいましたので、再度メールしました。
実家の祖父は婿入りで統合失調症(没)
祖母はとても激しい性格。
父が引きこもり。母は激しい性格。
弟は長男だから甘やかされ、ギャンブル・酒・暴言暴力・借金。
私はそんな家族の中で調整役、親の役割などきつい子供時代でした。
父は脳梗塞で植物状態になり、19年。3年前に亡くなりました。
私は25歳で実家から飛行機の距離に嫁ぎました。8年子供が出来ず、やっと妊娠したら卵巣腫瘍で妊娠中手術。生まれた子供は重度の知的障害、自閉症です。
実家の母は祖母からの激しい叱責、弟からの暴言暴力借金で追い詰められて、弟を刺しそうになる程でした。
私の近くに引き取り、住んでます。
実家の状態、やっと出来た子供が障害児。
主人とは仲は悪くないけど、我慢している事が多いです。現実逃避で他の人と付き合った事もあります。
医療職なので、仕事もずっと続けています。
頑張っているつもりですが、きついのです。
長々とすみません。よろしくお願いいたします
主人に庚はありません
質問にお答えします。
大変な人生を送って来られたご苦労をお察しします。
「うつ」にならないほうがおかしいですよね。
その意味で、あなたは正常な感覚の持ち主です。
しかし、「うつ」のまま人生を終わらせるわけには行きません。
残りの人生を楽しむためにも、何とか脱出する方法を考えましょう。
まず、冒頭に書かれていたあなたの過去、それはあなたの甲午の実践だったと考えましょう。
このまま放置すれば、この先も同じような状況が続くことになりますので、何とかこの機会に乗り切り、新しい自分(自分らしい自分)を始めましょう。
そのためには、まず意識の中で過去を断ち切ることをしてみましょう。
1、まず、最大の関心事である「子供さん」の自閉症ですが、私は医者ではありませんので、確定的なことは言えませんが、新しい学説がありますので、一度読まれることをお勧めします。
下記の文言で検索してみてください。
『自閉症の原因と予防 自閉症の新しい理論 白石勧』
彼の説を簡単に要約しますと、
「自閉症は先天的な病気では無い。
幼年期に親がどのような形で愛情を与えたかが問題である。
親が子を愛するという表現方法にはいろいろある。
子を愛する親が、どのような形で子に自分の愛を伝えるか、それは衛生的な環境を与えたり、快適な環境を与えたりすることではなく、愛をもって抱きしめることだ」というのが結論のようです。
あなたは医療系のお仕事をされているようですから、この子を救うことが天職だと思って頑張ってください。
そして、同じような境遇にある母親たちを救ってあげてください。
ちなみに、算明学では「亥申」の害が命式にある場合は、自閉症になりやすいという理論があります。
ただし、しばしば自閉症と混同されるダウン症は、遺伝子異常という診断が医学的に確定されているので、亥申の害とは無関係だと言えます。
原因不明の自閉症が、亥申の害の理論に該当します。
2、主人との仲は悪くはないが、不満はあります。
あなたの命式には、正夫が1人、偏夫が2人います。
これから考えると、正夫の座は腐れ縁的な関係になりますので、例え気持ちが冷めたとしても別れられません。
分かれるとしても、相当なエネルギーを浪費することになるでしょう。
その意味で、仲が悪くないということは大きな救いです。
夫または妻への不満を持たない人はこの世の中に存在しません。
みんな、どこかで折り合いをつけて(我慢)いるのです。
とりあえず、離婚のことは考えずに、折り合えるところを探してみてはどうでしょうか。
また、庚が無いとのことですが、あなたが庚を守護神とする場合は、丁の存在が欠かせません。
色にすれば、赤と白です。
本来は、日柱に庚を持った人とともに丁を持った人と親しく接するのが改善策ですが、人間関係ですから簡単にそのような人たちを見つけられません。
とりあえず、そのエネルギーを色で取り入れてみてはどうでしょうか。
赤と白のもので身の周りを固めるということです。
赤と白は日の丸の色ですから、日本国があなたを守ってくれているようなものです。
3、現実逃避で他の人と付き合ったこともあります。
命式表の中の偏夫(干合の干と陰陽が異なる)のエネルギーが2人います。
1人はもう消化済ですから、あと1人がどこかで現れる可能性があります。
43・4才頃かもしれません。
その人が庚のエネルギーを持っていれば、宿命の人かもしれませんが、先述したように庚と同時に丁も必要ですから、そんな人が現れた時には、自分で可否が判断できるようなレベルまで算命学を勉強しておくと良いと思います。
その時に、判断に困ったらご相談ください。
あなたの人生の転機になる可能性がある時期です。
いずれにしろ、あなたの人生の前半は、与えられた試練と戦う日々でしたが、これからは、その戦いから得た智恵を活用し、あなたらしい生き方を生きる世界に入ってきますので、過去のことはすっきりと切り捨て、「いろいろあったけど、まあ、楽しい人生だった」と言えるような道を歩んでくださることを確信しています。
2015-12-16
創喜