算命学10分レッスン(939日目補足)守護神法
読者の方から、戌月生まれの癸が抜けているとのご指摘をいただきました。
わたしも、とうとう「認知症」になったかと焦りましたが、下書きにはちゃんとありましたので、単なるうっかりだったと言い聞かせ、早速アップいたしますので、お許しください。
戌月(10月)生まれの癸(日柱)
戌月は秋から冬への季節の変わり目の土用です。
戌の本元は戊ですから、土質が大きな力を持つ月です。
そのため、癸がどこかの支の28元に無い(無根)場合は、もし甲の木質で土質を剋そうとしても、甲の木は枯れてしまいます。
そのため、水源の辛で癸を生み出し、また癸の水生木で甲を生み出して土質を剋することが必用です。
辛と甲が2つともに天干にあって、支に子(28元は癸)がある場合は、立身出世。
甲と癸が両方とも天干にある場合も、富と名誉名声が得られます。
辛と甲が天干にあって、癸が無い場合は、秀才というばかりではなく、相当の出世が望めます。
甲と癸があって辛が無いと富は大きいのですが、名誉名声はそれほどとはなりません。
甲があって辛と癸が無い場合は、普通の人です。
また、甲も辛も癸も無い場合は、貧しく下賤な人生となります。
甲は癸を剋す土質を制するので、病気を治癒する薬とされます。
辛と甲と癸が理想的な干の用法ですが、辛を庚、癸を壬で代替することも可能で、その場合でも相当な出世が見込めます。
日干癸は火質・土質を病の根源とし、火質・土質が無い場合は、才能と英知、学問に優れて働き者であるばかりでなく長寿の者とします。
まとめ
戌月生まれの癸の守護神は
1、辛 2、甲 3、癸 です。
2015-12-17
創喜