算命学10分レッスン(939日目)守護神法119

算命学10分レッスン(939日目)守護神法119

子月(12月)生まれの癸

子月は冬の盛りで、厳寒期ですが癸は天禄星となりますから身旺で、庚は天極星で死期の星となるため、金質が水質を生じることはありません。

水質が凍っていて動かない状態ですから、厳寒を和らげ癸を氷結から解き放ってやらなければなりません。

それには太陽の丙を用い、癸を氷結から解き放たなければならないので、丙を守護神にとります。

しかし、解凍されたと言っても、水質の癸は弱々しい水ですから、水源の辛が必用です。

ただし、丙が無い場合は、辛が生み出す水もすぐに凍ってしまうため、丙は必須の守護神となります。

壬や癸の水質が多く有り、丙の暖照が無い場合は、貧しく下賤な人生を送りますが、後天運が火質の地(巳・午)を回る時に改善されます。

支が水局(申・子・辰または亥・子・丑)を形成する場合も同じです。

壬または癸が天干に出て、丙または丁の火質が無い場合で、支の28元に壬が多い場合は、孤独で貧しく、下賤の道を歩みます。

この場合、後天運が火質の地を回っても、開運とはなりません。

丙が2つ天干に出る場合は、大きな富と名誉名声を得ますが、名誉名声はそれほど高くはありません。

壬が天干に出ず、支の28元にも水質が無い場合は、戊が天干に出ると忌神となります。

土質が多くある場合は、壬や癸の水質が強い場合でも剋されて弱められ、日干の癸が弱められ貧困の極みとなります。

これを「殺重身軽」と言い、一生損ばかりの人生となります。

まとめ

子月生まれの癸の守護神は

1、丙 2、辛 です。

 

2015-12-17

創喜