つづき
さて、中年期の十二大従星は天胡星で、今の人生傾向はこの星の影響を強く受けています。
天胡星が中年期に現れるということは、30代か40代で人生が180度変わります。
今まで、あなたがどのような人生を送ってきたか分かりませんが、その人生が180度変わる、あるいは変わってしまったかもしれません。
それに戸惑っていると、あっという間に50代60代へと時が経ってしまいます。
あなたの言うように、来年2月には午未天中殺が外れますから、将来に向かっての準備を始めましょう。
ご主人との関係は、あまり情的にならずに、お互いがよりよい人生を送るために、配偶者としてより、人生を生き抜くための同士と考えたほうが良いと思います。
もちろん経済的な支柱と、精神的な支えとしです。
その上で、あなたは自立の模索をしましょう。
離婚が前提の自立ではなく、自分らしく生きるための自立です。
幸い、あなたは懐の広い人ですから、人間としての許容範囲が広いので、あまり敵を作りませんし、人の邪魔にもなりません。
ただし、何事も一生懸命やりすぎ疲れやすいので、適当に息抜きをするずるさも身に付けましょう。
あなたの苦労は、殺局という凶運局に入局していることです。
殺局:主星が車騎星で、人体星図の横線に金質と火質の激突がある。
(車騎星と鳳閣星の七殺が、人体星図の横線(現実線)にある)
現象:人生に現実面の苦労が多く、日常生活で気を使いすぎてノイローゼになりやすい。
苦労するために生まれてきた、と思うほどの苦労をさせられます。
改善策は、土質の禄存星か司禄星を通関支とすることですが、あなたの加賀屋汗無ければならない星は、車騎星と鳳閣星ですから、自分らしく生きようとすればするほど苦しくなります。
ここがあなたの宿命改善の難しいところですから、改善策を講じるのには大きな意志が必用です。
そこで、日柱の28元にある癸から出る禄存星を活かしましょう。
禄存星は、愛情奉仕の星です。
細かいことにこだわらず、おおらかで広い心をもって、ボランティア的な活動をすることが良いでしょう。
ボランティア的な仕事とは、お金をもらわない奉仕的な仕事という意味ではありません。
仕事を通して、人あるいは社会に役立つことを目的にした仕事で、それによって適切な報酬を得ても問題ありません。
まとめ
1、全柱陰干で支に対冲あり。
2、陽占に殺局あり。
3、日柱に分離条件が廻ってきているので、苦しさのピークが今。
4、禄存星を活かした生き方を。
今は逆境の時です。
癌を恐れず、また細かいことは気にせず、がんばってください。
必ず道は開けますから。
2015-12-21
創喜