算命学10分レッスン(943日目)悩み事相談
モデル3
はじめまして。
突然のメール申し訳ありません。
ブログをいつも拝見しております。
今回のブログに悩み事がある人はお答えいただけるとのことでメールいたしました。
10年間勤めていた会社ですが、ずっと辞めようと思いながら仕事をしておりました。今年、人員の配置替えもあり、これを期に退職しようと上司に話しました。
その際、思いもよらず昇進の話が持ち上がりました。
待遇もよく、また、現在の職場からは離れ新しい環境でスタートできる職場につけるという条件もあり、退職をやめて、そのまま昇進いたしました。
新しい店舗に配属され、気持ち的には充実しているのですが、店舗の売り上げが上がらず、また思わぬアクシデントにあったりと、上手くいっていないというのが実情です。
自分が退職を選ばす、昇進を選んだことは、実際よかったことなのだろうか。そして今後どうすればよくなっていくのか知りたいです。
生年月日 1984年08月29日
命式表
乙 壬 甲 石門星 天胡星
未 申 子 禄存星 牽牛星 龍高星
己 庚 癸 天印星 玉堂星 天報星
乙 壬
丁 戊 天中殺 辰巳
32 9 1
数理法:北方50 南方18 東方32 西方23 中央32
総エネルギー量 156 排気量 4.3
仕事についての相談ですから、まず陽占東方の星と南方の星から適職を判断します。
東方が龍高星で東方が玉堂星ですから、適職のキーワードは、知性・理論で改革、改良、放浪(学ぶことが目的)を実行する仕事です。
相談者の方の仕事は、文面からすると多分お店で何かを販売する仕事だと考えられますので、この方は自分に合わない仕事をしているようです。
そのために、10年もの間辞めよう辞めようと思ってきたのでしょう。
しかし、人間関係は特別悪いようでもなく、仕事も体調を崩すほど嫌というのでもなかったため、どこかすっきりしないまま10年間を過ごしてきてしまったようです。
今年、人事の動きに乗じて辞めようとしたのですが、何と昇格してしまったということですが、今年は乙未年、この方の日柱が乙未で律音ですから、そんなことになったのでしょう。
好きでもない仕事、というよりは、この人の宇宙盤の範囲は第1領域に広く、第3領域(現実)と三角形の頂点でつながっているだけですから、売り上げという現実的なことのみに特化して評価されるのは苦手です。
さて、基本的には自分に合ってない仕事をしている場合、どのように改善したら良いかということですが、一つは、きっぱりと辞めて転職することです。
しかし、今のこの方の大運は天中殺時期に当たりますから、この方が仕事を辞めずに、会社の人事に素直に従ったことは、大正解でした。
自分の意志で環境を変えることを、天中殺時期には避けるというのは基本で、あくまでも受け身に徹することが運の降下を予防します。
仕事は合っていないのに、天中殺時期のため転職できない。
では、どうすれば良いのでしょうか。
お店で何かを販売するという仕事は、最終的にお客さんに品物を買っていただき、喜んでいただくとともに、自分たちが再生産(生活できる)するための対価をいただくということです。
お客様に役に立つお店だと認められれば、必ず利益も上がり、お客様の幸せな生活に貢献しているという誇りも生まれます。
つまり、前記を念頭に置いて、自分のポジションで出来る、龍高星と玉堂星が示唆する仕事の仕方、を模索することです。
今の十二大従星は天報星で、この星を中年期に持つ人は、仕事が30代・40代で急変し、急上昇したり急降下したりします。
中年期、この方の人生が波乱に満ちたものになることは、算命学を学んでいる人には十分予想できることです。
その中年の時期がちょうど大運天中殺の時期(28才~47才)に当たり、自ら進んでの転職は良くありません。
つづき
2015-12-23
創喜