算命学10分レッスン(947日目)困りごと相談

算命学10分レッスン(947日目)困りごと相談

命式表の公開(生年月日と性別)
1970.12.02 女性
・悩みごとを1つだけにお答えします
健康がすぐれず やりたい事ができない。
《状況》
16
才~不整脈
2008
2009心臓手術2回
33
才位~貧血 手術後 心臓は治りましたが、
貧血もあるのか体力がかなり落ちました。
どうにかフルタイムの仕事はできています。

命式表

丙 丁 庚       禄存星 天庫星

辰 亥 戌   鳳閣星 車騎星 鳳閣星

戊 壬 戊   天南星 石門星 天馳星

癸 甲 丁

乙   辛   天中殺 子丑

53 24 47

この方の相談は体調についてです。

しかし、体調がすぐれないため、やりたいことができない、と言っていますので、鑑定の判断が少し難しくなります。

屁理屈のようですが、体調がすぐれないけれど、何とかフルタイムの仕事ができる状態と言われていますが、やりたいことはそれ以上に体力を使う仕事なのでしょうか。

私がなぜ、揚げ足取りのように、このようなことにこだわるかと言いますと、先の相談でも書きましたように、医者ではありませんので、既存疾患があり手術もされている方に、無責任な医療的なアドバイスはしてはいけない、と思っているからです。

ですから、この鑑定はあくまでも、算命学ではこう読めるということに止めておいていただき、自分の体調管理の参考という程度でお考えいただきたいと思います。

皆さんも、既にお医者さんの管理下にある方への助言は、とにかく慎重に行ってください。

断定的なことは絶対に言ってはいけません。

ということで、算命学的な所見として書いて行きます。

体調や病気の相談には、まず体質占技を活用します。

この方は、冬生まれの土多です。

土質と火質が2つずつありますから、その場合、生じられる方の土質を優位とみなします。

また、火多の質も少し参考にします。

冬生まれの土多

特徴は、身体の中の水が土で濁されやすいので、以下のような現象が出やすくなります。

・熱が下がらない

・小さな病気が治りにくい

・下腹、下半身に弱さが出る

・胃液、胆汁の流れに片寄りが出る

・頭痛持ち

改善策

命式に火質があるとバランスが取れる。

この方は、命式に土質と同じ火質が2つありますので、命式的にはバランスが取れていますから、土多の症状は出にくくなっています。

心臓の欠陥はこの体質占技では認められません。

では、次に数理法を見ていきましょう。

北方52点、南方50点、東方40点、西方40点、中央32点。

合計214点  排気量5.3

この数字を見る限り、命式表では素晴らしく良いバランスですが、命式表でバランスの取れている人は、後天運で廻ってくる星で、そのバランスが崩されてしまうという脆さを抱えています。

さて、数理法で五臓六腑の五行を見てみますと、心臓は南方の位置にあります。

ここに疾患があるということは、血液の循環障害が起こる可能性があるということですが、気図法によるエネルギーの配置異常はありません。

つづく

2016-01-04

創喜