算命学10分レッスン(952日目の2)悩み事相談

算命学10分レッスン(952日目の2)悩み事相談

つづき

この方の良い面は、月柱と年柱が支合で、老年期に天庫星です。

もし、可能なら実家に入り家系を継ぐことが自然の流れです。

しかし、天中殺が午未ですから、この方の代で家系の流れが変わります。

この方の家系がどのようなものか知りませんので、これ以上のアドバイスは控えます。

ただ、午未天中殺ついて言えば、人生がすかっと明るくはならい、という意味もありますので、地道にコツコツと進むしかありません。

この方の最大の長所は、人に嫌われないということです。

これは、この方の相談内容と矛盾するかもしれませんが、人との付き合いがうまく行っていない、ということの半分は、この方の思い込みでしょう。

先に述べましたように、自分と違う自分を他人は認識しているのです。

自分は嫌われていると思っていても、相手はこの方の良いところを評価して、好いている場合もあるのです。

つまり、人との付き合いは、浅くしておいた方が良いのです。

中心星の司禄星が働いて、まるで主婦のような面倒見の良い接し方をしてしまいがちですから、どうしても人との関係がディープな方向へと流れ、石門星との七殺でそれが外向きになってしまいます。

それはそれで是として考えれば、あなたが人と付き合う場合に、どうしても鳳閣星が働いてしまうため、短答直入にそのままを伝えてしまいます。

ここを改善しましょう。

何かを相談されたり、世間の出来事を論評するような会話になったとき、まずあなたの意見を言うのではなく、「あなたはどう思うの」と相手の意見を先に聞くようにしてください。

とくに、いつまでも友達でいたいと思う相手には、少し気を使って接するようにしましょう。

また、陽占の剋線関係は、その関係がうまく行かないという意味ではありません。

その剋線関係の人を、良い意味にしろ悪い意味にしろ、意識するという意味です。

人間は空気の存在を意識していませんが、これが相生です。

では、あまり悲観的にならないように、もっと算命学を極めてくださることを希望します。

 

2016-01-13

創喜