算命学１０分レッスン（９６９日目）十大主星の表出場所

算命学１０分レッスン（９６９日目）十大主星の表出場所

２、南方に入った十大主星の意味

　南方は目下（子供）の星の定位置です。

① 貫索星

独立心が強く、我が道を行くというような部下や目下に縁があります・

自我が強く、どんなことがあっても自己流を崩さない目下や部下ですから、最終的には離別の道を歩むことになります。

② 石門星

人付き合いが良く、社交的で幅広い人脈を持つ目下や部下、子供と縁があります。

部下との気心も知れ、部下や目下のお蔭で自分の人脈も広げられます。

③ 鳳閣星

おっとりと自然体の人物、あるいは幼児性を持った人物と縁が深くなります。

自分が例えどんなに忙しくても、目下や部下や子供たちは意に介しません。

目下にイラついたとしても、何となく縁が深くなり、彼らによって運が引き上げられます。

④ 調舒星

何かしらの才能を持った人との縁が深くなります。

普通の人ではない人が部下になったり、自分がそのような人の存在で運を押し上げられたりします。

しかし、その人の才能が、人の役に立つか立たないかは別の問題です。

⑤ 禄存星

博愛精神が自然に身についていて、人の面倒見の良いお人好しさがあり、どこか捉えどころがなく茫洋としている目下や部下と縁が深くなります。

⑥ 司禄星

家庭的で庶民性の強い部下や目下に縁があり、そのような部下が自分の運を支えてくれます。

⑦ 車騎星

男性と女性の両性が部下や目下にいた場合、南方車騎星の人は男性の部下との縁が深くなります。

つまり、男性的な気質やたくましさの強い部下に縁があるのです。

子供に関しても、男の子との縁が強くなります。

⑧ 牽牛星

責任感が強く、自分の役割をきっちり果たそうとする、部下や目下に縁があります。

物よりもプライド、地位、名誉を大切にする部下や目下です。

晩年亥なると、子供や孫たちが地位や名誉を得たりします。

⑨ 龍高星

誰も予期しない行動をしたり、放浪癖があり一定のところに住み続けられないような、不安定な要素のある部下や目下に縁があり、その部下たちに運を支えられるようになります。

⑩ 玉堂星

頭が良くて理論派、いつでも冷静にいられる目下（子供）を持ちます。

南方に玉堂星のある人は、子供の学業の心配はいりません。

ただし、命式に中心星に調舒星を持つ人は、逆上型なので気を付けましょう。