算命学10分レッスン(番外編)ひな祭り考

算命学10分レッスン(番外編)ひな祭り考

今日はひな祭りということで、あちこちで盛り上がっていますね。

先ほどもテレビで「ひな祭り」のルーツを、わけ知り顔のキャスターやコメンテイタ―が

、ああだこうだと言っていました。

算命学とは直接関係ないのですが、私が今研究している日本の五行思想が書いてある縄文時代の歴史書「ホツマツタヱ」には、ひな祭りのルーツと思われる物語が明確に書いてあります。

テレビ人が何も知らないのに、日本人のDNAに関わる大切な事項を誤って伝えていることにちょっと腹が立ちましたので、原文を皆さんに読んでいただこうと考えました。

この書物は、古事記や日本書紀を編纂するときに参考にされた、帝紀とか旧辞とか呼ばれるもので、今は藤原不比等が歴史を改ざんするために禁書として燃やしてしまったので、残っていないとされています。

また、この物語は、日本人初の夫婦神で、天皇家のルーツ4代目の話しです。

原文の書き下し

ウビチニの スビチを入るる 幸いの

(ウビチニノ スビチオイルル サイワイノ)

その本おりは 越国の ヒナルの岳の 神宮に

(ソノモトオリワ コシクニノ ヒナルノタケノ カンミヤニ)

木の実を持ちて 生まれませば 庭に植えおく。

(キノミオモチテ アレマセバ ニワ二ウヱオク)

三年後 弥生の三日に 花も実も 百なる故に 桃の花

(ミトセノチ ヤヨイノミカ二 ハナモミモ モモナルユエ二 モモノハナ)

二神の名も モモヒナギ モモヒナミなり。

(フタカミノナモ モモヒナギ モモヒナミナリ)

雛はまだ 人成る前よ 君はその 木の実によりて

(ヒナワマダ ヒトナルマヱヨ キミワソノ キノミニヨリテ)

男神は木 女神は実とぞ 名付きます。

(オカミワキ メカミワミトゾ ナツキマス)

人成る後に 弥生三日 御酒作り初め 奉る。

(ヒトナルノチニ ヤヨイミカ ミキツクリソメ タテマツル)

桃下に酌める 御酒に月 映り勧る

(モモトニクメル ミキニツキ ウツリススムル)

女神まづ 飲みて勧る 後男神 飲みて交わる

(メカミマヅ ノミテススムル ノチオカミ ノミテマジワル)

解釈文は省力しますが、皆さんはどう思いましたか。

時代は、縄文前期の物語りです。

 

2016-03-03

創喜