算命学10分レッスン(986日目)助けられ度
助けられ度
人にはそれぞれ天から与えられた力量があります。
つまり、自分の力で現実世界を生きて行ける人と、他人の力を借りなければ現実社会を上手く生きて行けない人がいることは皆さんご承知のことと思います。
この力量は、見た目とは全く関係ありません。
一見か弱く、なよなよとした人が、驚くべき現実適応能力を持っていて、力強く世の中を渡っている場合、あるいは反対に、剛健な身体とこわもてな風貌の男性が、実は人の力を借りないと生きて行けないような弱い性格の持ち主だったりします。
今回は、数理法でその力量を占う技術を解説します。
丁 己 庚 ← 天
亥 卯 戌 ← 人
甲 乙 辛 ← 地
上記のような命式があったとします。
人格は、天と人の間にあるので読めませんが、人の位置にある12支から、天・地それぞれの12大従星の点数を算出し、その数値の合計を比べます。
天元の数値計算
丁から亥・卯・戌の点数は、3・4・6
己から亥・卯・戌の点数は、3・4・6
庚から亥・卯・戌の点数は、4・3・8
合計 41点
地元の数値計算
甲から亥・卯・戌の点数は、9・12・6
乙から亥・卯・戌の点数は、2・11・5
辛から亥・卯・戌の点数は、7・1・10
合計 63点
この2つの数字を比べて
・天元の数値が高ければ、精神性が高く、現実的な力量は弱いので、助けられ度が大きいとよみます。
・地元の数値が高ければ、現実的な対応力が高く、自分の力で現実社会を生き抜いて行けます。つまり、助けられ度が低いとよみます。
例題命式の人は、天元の数値よりも地元の数値がかなり高いので、自分で人生を切り開いて行ける人です。
もしあなたが、助けられ度が高いとの判定がでたら、遠慮なくいろいろな人に助けてもらいましょう。
やせ我慢は禁物です。
2016-03-09
創喜