算命学10分レッスン(988日目)大運の働き

算命学10分レッスン(988日目)大運の働き

大運の働き

大運に廻る十二大従星によって、同じく大運に廻る十大主星が+作用になったり、-作用になったりします。

-作用になる十二大従星は柔質のものであり、柔質とは身弱、最身弱の星で、精神性の十大主星に良い作用が出ます。

反対に、身強や身中の星は、現実的な十大主星に良い作用を与えます。

貫索星

+作用:自分を守ることが出来る。自分が崩れない。

-作用:守りが弱く、甘くなる。

石門星

+作用:集団を守ることが出来る。良い集団に入ることが出来る。

-作用:変な集団に入る。自分の所属する集団に変な人が入ってくる。自分の集団が弱体化する。

鳳閣星

+作用:ゆとりのある10年間。あわてない。

-作用:あわてる。さわぐ。ちぐはぐなことが起こる。

調舒星

+作用:静かに感性を磨ける。

-作用:孤立するのが怖く、周りの意見に左右される。

(身強は危険)

禄存星

+作用:人間的な魅力が加わる。弱い人が周りに集まる。

-作用:魅力、経済力がなくなる。

司禄星

+作用:安定し充実した日常生活。平和な十年間。

-作用:不規則。日常生活が崩れる。

車騎星

+作用:人の迷惑にならない攻撃力。

-作用:行動できず中途半端。進退の判断を誤る。

牽牛星

+作用:出世する。役目役割が上がる。ワンランク上の仕事に就く。

-作用:汚職が発覚するとか、悪名が上がる。

龍高星

+作用:博識で多くの人に慕われる。人格者。時代の先駆者。

-作用:中途半端な知識。意見の相違がトラブルを生む。

玉堂星

+作用:時代の流れを大切にするので、知性、教養、気品が身に付く。

-作用:伝統、古典を崩す。→新しい物を取り入れる。

追記

+作用はエネルギーが消耗しない。(身弱に吉)

-作用はエネルギーが消耗する。(身強には凶とは言えない)