算命学10分レッスン(1012日目)うつ症状の実践鑑定その1
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今回、「うつ」での悩み相談鑑定の募集があり、応募させていただきました。
よろしくお願いいたします。
生年月日 1973.02.14
性別 女
ストレスの原因 霊障
2年ほど前に霊能者の先生に人生相談に行ったことがきっかけで霊媒憑依体質になってしまい、いろいろと不思議な体験をしています。
当初は精神的にも肉体的にも大変な障害が出ていましたが、今は抑えこまれているのか、力が弱まっているのかわかりませんがなんとか普通に働くことはできています。
しかし、今後、見えない世界からの干渉が強くなり、自分の人生が滅茶苦茶にされないか気がかりです。
このようなことはなかなか周囲にも話せないこともあり、精神的に追い詰められる一因にもなっています。
一般的な事象ではないので相談すべきか悩みましたが、私にとっては重要なことであり、算命的にアドバイスがあれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
この方の鑑定をするに当たり、まずお断りしておくことがあります。
このたびのウツ鑑定は、出来るだけ詳細に皆様にお伝えしようと考えていますので、大変文章が長くなります。
そのため、ブログの字数制限では書ききれないので、2分割、3分割とブログが複数の記事になってしまいます。
読みにくいとは思いますが、ブログの字数は1回の投稿4000字以内という規定があるようなので、ご了解ください。
それでは、この方の命式を表示して鑑定に入ります。
辛 甲 癸 鳳閣星 天印星
巳 寅 丑 石門星 牽牛星 貫索星
庚 丙 辛 天極星 司禄星 天報星
丙 甲 己
戊 戊 癸
18 51 50 天中殺 申酉
大運は7才運で、初旬:乙卯 2旬目:丙辰 3旬目:丁巳
4旬目:戊午 5旬目:己未 6旬目:丙申 7旬目:丁酉
さて、この方の命式でまず注目すべきは、日干の「辛巳」という異常干支です。
この異常干支は、天極星ですから死人の星で精神星に分類されます。
しかし、巳の28元に干合する星の丙があり、精神星なのに現実の配偶者がいるという矛盾したエネルギーを持ちますので、異常な干支とされています。
この日干を持つ上で、月柱と日柱が「寅巳の害・刑」を形成し、日柱と年柱が「巳丑」の半会を形成するという、融合エネルギーと分離エネルギーの相反するエネルギーを内部に抱えています。
そして、陽占の十大主星を見てみますと、七殺が4つ(28元モ含めて)あり、心にも実施の活動にも相当葛藤と矛盾を抱えて生きて来られたのだと察することができます。
そんなこともあって、2年前に霊能者のところへ人生相談に行ったのでしょうが、霊能者に相談したくなるような不幸が、どこから来ていたかを見てみますと、七殺の関連から4つの局入りが認められます。
相方局、法官局、生殺局、乱命局です。
局法については、過去のブログでアップしてありますので、詳細はそちらをご覧ください。
局の意味を総合して簡単に言うと、この方は、努力しても努力しても結果が思うように出ない、という深刻な悩みを抱えていらっしゃったと考えられます。
なぜなら、宇宙盤の行動領域が第4領域と第2領域にあり、第4領域の比重が大きいからです。
結果を重視するこの方の行動パターンから、常に結果がチグハグナなものとなって現れることが長年続けば、心が穏やかではいられないのです。
更に、大運27才から丁巳の異常干支に入り、年運が33才丙戌、34才丁亥、35才戊子と大運と重なって続いたことも、大きな心の負担となったことでしょう。
そして、37才から戊午の大運に移り一息つくかと思う間もなく、40才で癸巳の異常干支が年運で廻ってきました。
この頃に霊能者の方と接触をもたれたのだと思いますが、何か心の隙を突かれるようなことを言われたのではないかと思います。
つづく
2016-04-20
創喜