算命学10分レッスン(435日目)数理法その3
気図法(教本10P・11P)
宿命(陰占)に与えられたエネルギーを、自然の形で配したものを気図法と言います。
人が天から与えられたエネルギーです。
このエネルギーの合計は、その人が現実を生きるパワーの強弱を表しますが、人生の良否ではありません。
パワーの大小を知ることは、自分に合った生き方(仕事など身の処し方)を選択することができ、無理無く自分らしく生きられます。
合計された数字の意味は、以下の通りです。
・150点未満
持ち合わせているエネルギーが弱いため、生活力も低くなります。
天からの気を、上手に取り入れるような訓練をすると良いでしょう。
『気』を使ってするような仕事、例えば気功士や自営業などの仕事には向いていません。
・150点~200点未満
現実社会への対応がしやすく、体制(出来上がった社会組織)の中で平穏な生活を送りやすい点数です。
主婦として最適なエネルギー量なので、女性のエネルギー量としては最適です。
・200点~250点未満
最も平均的なエネルギーです。
・250点~300点未満
現実的な世界で、かなり強いエネルギーを発揮できますので、政治家や事業家などバイタリティーを必要とする仕事向きです。
押し出しが強いので、サラリーマンとしても営業職に向いています。
女性がこのエネルギーを持つと、家庭に収まっていられず、外で活躍する女性になります。
・300点~350点未満
エネルギーが大きいため、自分の肉体でエネルギーを消化しにくく、体力が消耗してしまいます。
エネルギッシュな気力はあるのですが、体力がついて行き難い状態です。
気功士など『気』そのものを利用した仕事をすると良いでしょう。
私の経験として、300点以上の人から鑑定を依頼されたのは、これまで3人の方のみでした。
非常に希だということです。
・350点~400点未満
普通の肉体では、このエネルギーに耐えられず持て余してしまいます。
気力が大きく体力を上回るので、肉体的に無理をしがちで、怪我や病気が多くなります。
私は、まだ350点以上の人にお会いしたことはありません。
・400点以上
エネルギーが強すぎるため、人間として普通の生活ができにくく、このパワーに肉体や神経が耐え切れません。
自己破壊が起きやすくなります。
現実としては、普通に生きて行けないので、心身ともに大きなハンディキャップを負ったり、命を落したりします。
<補足>
先回算出しました排気量ですが、総エネルギー量の3分の1くらいが程よいバランスです。
例えば、総エネルギー量が250点ならば、程よい排気量は8点前後ということになります。
これより少ないと、内に溜めやすい人で、心に葛藤を抱えやすい人と判断できますから、もっと自分を表現しなさい、とアドバイスすることが出来ます。
また、排気量が多い人は、頑張りすぎて疲れやすい人と鑑定できますので、もう少し頑張りを抑えてください、などとアドバイスすると良いでしょう。
例)
総エネルギー量 236点
排気量 4,6点
この人は、排気量が少ないので、内に溜めやすい人ですから、日々の生活の中で相当なストレスを感じ、それを溜めています。
長くこういう状態を続けると、病気になってしまいますので、自己を発散できるような方策を講じることが必要です。
スポーツをするとか、何でも言い合える友人を作るとかです。
次回は、八門法の意味です。
2014-08-25 創喜