算命学10分レッスン(928日目)守護神法108
丑月(1月)生まれの壬(日柱)
丑月は冬から春へ季節が移り変わる踊り場ですから、壬の水質は子の旺地から衰退へと向かいます。
丑月の前半は、初元の癸に支配され、後半は己の土質に支配されます。
そのため、月前半はまだまだ水質の壬が力を持っているとみますので、凍った水を解凍する丙の暖照が必用ですから、まず丙を守護神に取ります。
他に壬や癸がでましたら、戊で多すぎる水を剋さなければなりません。
土質が強くなる後半、土質が強くなってきますと、木質・火質の進気に向かって行きますが、まだ寒さが厳しいため、まず丙を守護神に取り、解凍します。
しかし、土質は水を濁しますので、木質で土質を剋すことも必要です。
丙と甲が両方天干に出れば、立身出世、富と名誉、地位などが得られます。
丙が天干に出て、その他に壬が無い場合は、富と名誉が得られます。
壬が天干にある場合は、壬が丙を剋すので日干壬の力を強めますが、普通の人となります。
また、壬が天干に出る場合は、戊があることが救いとなりますが、格下の命式です。
支が金局(巳・酉・丑または申・酉・戌)を構成し、丙、丁が無い場合、一生孤独で貧しい人生となります。(金水沈寒)
この場合には、火質が後天運で廻って来て、寒さを和らげる(解凍)するのを待つしかありません。
天干に辛がある場合、丙が天干に出ても干合してしまいますので、水質となり解凍の力は相当弱まります。
この場合は、丙よりも丁が良いとされています。
まとめ
丑月生まれの壬の守護神は、
1、丙 2、甲 3、丁 です。
2015-12-03
創喜