1979年7月11日生まれの女性

【命式表】

  己 辛 己

申 卯 未 未 子

酉 乙 丁 丁 丑

    乙 乙

    己 己

  16 8  56 

 

    貫索星 天南星

車騎星 龍高星 龍高星

天胡星 鳳閣星 天南星

 

大運 初旬9才:壬申 2旬目19才:癸酉 3旬目29才:甲戌 4旬目39才:乙亥

5旬目49才:丙子 6旬目59才:丁丑 7旬目69才:戊寅 8旬目79才:己卯

 

総エネルギー量:230 排気量:8.0 車幅:79 スピード:0.34

 

【鑑定希望】

 

1.今後の人生を実り多い充実したものするための考え方、行動指針、改善ポイント

 

【鑑定】

人生を実り多い多い充実したいものにしたいということは、かなり抽象的な概念なので、算命学では出せない答えです。

算命学は宇宙の自然の法則を記号化した陰陽五行論と、相生相剋論を根拠として宇宙の一部である人間の人生と自然の法則をマッチングさせて、宇宙から貰ったパワー(陰占命式)を自然に自分の生き方に取り入れて行くことを目的とした人生哲学です。

そこで、この方の言う実り多い人生というものを考えて見ますと、『自分が満足できる人生』という言葉に置き換えることが出来ます。

自分が満足できる人生というのは、『自分が納得できる人生』でもあります。

自分が納得出来る人生とは、『無理なく送れる人生』ですから、算命学では『命式通りに生きること』という結論になります。

もちろん、命式通りに生きることが、全て納得行く楽な人生とは限りません。

人間社会には集団(社会)で暮らして行くための規範とか、社会が所有する価値観とか、宇宙の法則とは次元の違う情的で不安定な人工物に支配されています。

そのようなものに人生の価値観を合わせると、自分の人生は宇宙から与えられた人生とは全く別物になってしまいますので、一見成功し幸せに見えても、苦しい人生を送っていることになります。

また、天から与えられたエネルギーは自然の法則そのものですから、全てを受け入れると大変な不幸に見舞われることも多くあります。

その不幸も天から与えられたエネルギーであるから、甘んじて受け入れることが命式通りに生きることだから、正しい生き方だ、と勘違いしている方も多くいるようです。

算命学は、天から与えられたエネルギー(命式)に、その人が生きて行く環境が作用して人生または運命が決まるという理論を持っています。

そして、環境は自らの意志で変えられますので宿命を良く理解して、その宿命の運気が良くなるような環境を選択することで、運命は変えられるのです。

例えば、人間の生命に絶対必要な水も、多すぎますと逆に人間の命を奪います。

自然から与えられた命式も同じで、水が多すぎる命式ならば、命を落としやすい宿命としますが、その水を上手にセイブするような環境を整えてやれば、素晴らしい人生(納得行く)を送れることになるのです。

 

【鑑定希望】


2.現在、算命学ではない別の占術で占いの仕事を始めたばかりですが、将来的には算命学も鑑定メニューに加えたいと考えています。
   そこで、仕事運を高めて金運にも恵まれるためのアドバイスを頂ければと思います。
   (そのチャンスはあるのか、それとも運気的にもう頑張らない方がいいのか等)

 

【鑑定】

まずは仕事として占いが合っているかどうかを見てみましょう。

適職占技で陽占の東の星と南の星の関係をみます。

東の星が龍高星で南の星が鳳閣星ですから、東の星が南の星を剋しています。

東はヨコ線の現実、南はタテ線の精神ですから、十大主星の意味に関係なく現実的な仕事が向いているということになります。

現実的ということは、仕事をするにあたって収入(現実)を優先するということです。

その上で、十大主星の星の意味を考えます。

何かの改良改革(龍高星)をしながら、楽に生きて行ける(鳳閣星)ということになります。

楽に、ということは自分が頑張らなくても、自然体で出来る仕事ということです。

算命学の占技では多くの場合、答えは抽象的な表現で出てきますから、この意味合いをしっかり理解して現実の仕事としてどのようなものがあるかを考えなければなりません。

具体的な職業については、才能占技で才能を確認してから言及します。

 

才能占技で才能を見てみますと、北天運の鳳閣星です。

北天運の鳳閣星は、風流人とかマスコミ(大衆伝達)の才能があるということです。

この才能と適職を合わせて考えますと、人生の改革改良方法を人に伝えるという占いは適職と言えます。

現在、他の占いで鑑定士を始めたということですが、他の占いでは人生の改良方法を具体的にお客様に伝えることが難しいので、出来るだけ早く算命学を修得して鑑定に活かしてください。

 

さて、お金が儲かるか、という質問ですが、これは八門法でみます。

八門法の東の点数と中央の点数を比較します。

中央の点数は財布の大きさを表すと考えてください。

そして、東の点数は収入です。

財布が96で収入が0ですが、0はゼロではなく無限大と考えます。

無限大にあるのですが、拡散してしまっているため目に見えず、無いように見えてしまいます。

そこで、無限大で拡散している収入を上手に集めることが必要です。

このような場合には、ケチが一番駄目です。

必要な物にはしっかりとお金を使いましょう。

お金を使えば使うほど、大きくは残りませんが、廻るようになります。

新しい分野を開拓する新進気鋭の精神を持っているのですが、少し怒りっぽいところがありますので、損をする性格かもしれません。

入ったお金は使う、使ったらまた入って来る、というような感覚でお金については大らかに考えてください。

また、宇宙盤から見ますと、思いついたことを自分の力で実行しようとするところがありますが、自分の力だけで出来ることは知れています。

もっと人の力を利用することを考えてみましょう。

 

結論としては、結果として満足行く人生になりますが、本当に充実していると感じるのは晩年期還暦を過ぎてからです。

それまではあまり人生を急がないように、知的な生活をしっかり守って自然体で過ごしましょう。

算命学の勉強が進めば、自分の未来がはっきり見えるようになりますので、納得行く人生を送れるように頑張りましょう。

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