人生をジャニーズに捧げたタッキーに何が!?

人生をジャニーズに捧げたタッキーに何が!?

タッキーこと滝沢秀明さんのジャニーズアイランド代表取締役社長退任と退社について。

 

2019年にタッキーがアイドルを辞してまで、ジャニー喜多川さんの跡を継いでプロデューサーという裏方へと転身した時には、大変驚いたことを覚えています。

ジャニーズアイランドの代表取締役社長、その後、ジャニーズ事務所の副社長に就任してからは、ジャニーズジュニアの育成やプロデュースを中心に、これまで精力的に活動していました。

ジャニーズ事務所を牽引する存在であったタッキーが、ジャニーズを去ることになったことに、深刻な事態があったのだと推察できます。

いまだ、組織を離れた彼から、退社に関して明確な表明がありませんが、算命学の観点から分かることがあるか、見ていきます。

滝沢秀明さん【命式表】

1982年3月29日生まれ (40才男性)

(陰占)

辛 癸 壬

亥 卯 戌

壬 乙 戊

甲   辛

    丁

(陽占)

    調舒星 天南星

調舒星 禄存星 玉堂星

天恍星 鳳閣星 天馳星

天中殺:寅卯天中殺
総エネルギー量:182
排気量:6.00
車幅:62
スピード:0.34

彼は、兄と姉の3人兄弟の末っ子に産まれましたが、幼少期に両親が離婚し、母親が朝から晩まで働いたのですが、生活は苦しく極度の貧困を味わったそうです。

このことは、初旬で東に対冲、中央に害が回っていることが、物語っています。

朱雀型で、親に生活力が無く、世間的な影響力も無ければ、苦労はしますが運勢は伸びる人ですから、彼にとって、この環境は大変であったものの、プラスに働いたといえます。

 

初年期は、天南星で常にエネルギッシュで正義感の強い子供時代です。

時には反抗的、挑戦的な激しい生き方となるために、明確な目標や指針が不可欠なのです。

彼が、貧しい家計を支えるため仕事を探すようになったことは、明確な目標と言えますので天南星が消化されます。

 

元々プロレス好きで、プロレスラーになりたかったそうですが、入団条件で身長が足りないことで断念し、KinKi Kidsのファンである姉の影響もあり、ジャニーズの応募に至りました。

 

2旬目の西が天剋地中で、因縁解脱することとなり、これまでの苦しい状況から抜け出す運気に切り替わり、13才でのデビューとなりました。

 

北の調舒星は、天才的で特殊な才能を持っている目上から引き立てられます。

ジャニー喜多川氏の特殊な才能に魅力を感じ、師と仰ぎ、引き立てられたのでしょう。

 

14,15才頃よりジャニーズのリーダーに任命されたのですが、孤軍奮闘したそうです。

彼は、元々とにかく隅っこにいる子で、人前に出ることは苦手なタイプだったそうです。

調舒星が2つあり、口数が少ないという特徴が出ていたと考えられます。

 

そのご、“音楽の世界”で調舒星が輝き、鳳閣星の“何かを人に伝えたい”という欲望が

発揮され、歌手・役者・プロデュース業などへと、活躍の場を広げました。

 

2002年には、年運で年支が大半会で、タッキー&翼としてデビューします。

 

2014年は、三合会局で、“滝沢歌舞伎”の初公演となりました。

大運の東は庫気刑で、社会や仕事で目上とのトラブルの暗示がある10年間の始まりです。

 

2018年12月に、三合会局で引退しました。

 

ジャニー喜多川氏からは、プレイングマネージャーとして、生きる道もあると諭されたのですが、「生半可に人の人生は扱えない」「中途半端な気持ちでは絶対やりたくない」と考え、また、恩返しをしたいという思いが強かったことから、決断に至ったそうです。

彼の日干支の性情から、人に認められて他人の力を借りて運が伸びるため、指導者のトップには向かず、トップに褒められることを励みとする参謀とか補佐役、右腕的存在でいることで、運が伸びる人です。

ジャニー喜多川氏の存在は、彼にとって重要な存在だったことが分かります。

 

今年は、東に大半会、西に支合が回っているタイミングでの、退任・退社となったのですが、あれだけ愛したはずのジャニーズ事務所を去ることは、事態の深刻さが想像できます。

しかし、別れる・辞める・精算することは吉とされる天中殺のタイミングでもあります。

 

彼には、鳳閣星中殺があり、幸不幸が人によってもたらされるのです。

鳳閣星天中殺所有者は、無意識に生きるための行動をしてしまうため、裏目に出た場合には、集団生活から逸脱し、周りの人々から誤解を受けることもあるのです。

しかし、その結果である孤独に対しては平気でいられますし、調舒星の年運です。

現在の彼の心情は、計り知れませんが、意外な物かもしれません。

 

来年、2024年は、引き続き天中殺の年となりますが、年支が支合で平面的な広がりがあり、月支が律音、日支が半会です。

考え方に二面性が出てきて柔軟な思考となり、アイデアも多様化していく運気です。

 

中年期は、天馳星で超現実的な生き方で、負担が大きければ大きいほど成功もします。

 

24日には、自身のツイッターで、初めて普通のツイートをし、大反響を呼んでいるそうで、

18万件の“いいね”がつき、5000千件のコメントがついているのです。

彼の人気が、伺うことができます。

 

今後の滝沢秀明氏の方向性に注目していきたいと思います。

滉果(ひろか)先生

創喜塾鑑定士  滉果