りゅうちぇる&ぺこさん

りゅうちぇる&ぺこさん

今回の鑑定は、先日離婚されたryuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ペコ)さんを考察いたします。

事実上の夫婦関係を解消し、人生のパートナーとしてお子さまと共に新しい家族のかたちをつくっていくとのことでした。

そこで天中殺での結婚についてと、算命学での宿命に合った夫婦の関係性について深掘りしていきます。

 

 

ryuchell(りゅうちぇる)氏 (男性)

1995年9月29日生まれ

【命式表】

  陰占

癸           乙           乙

亥           酉           亥

壬           辛           壬

甲                          甲

    陽占

                 鳳閣星 天将星

石門星 龍高星 石門星

天将星 鳳閣星 天胡星

エネルギー量 163

排気量     9.33    理想は5.43

車幅        61       平均(50)の1.22倍

スピード  0.37    標準(0.23)の1.63倍

守護神 辛、丙

 

天中殺 子丑天中殺

大運

7歳      甲申
17歳      癸未
27歳      壬午
37歳      辛巳      
47歳      庚辰                                  
57歳      己卯                                                
67歳      戊寅                                  
77歳      丁丑                                  
87歳      丙子

peco(ペコ)さん(女性)             

1995年6月30日生まれ

【命式表】

  陰占

壬           壬           乙

辰           午           亥

戊           丁           壬

乙           己           甲

癸          

    陽占         

                 調舒星 天禄星

車騎星 司禄星 貫索星

天庫星 貫索星 天報星

エネルギー量 204

排気量      6.33  理想は6.80

車幅         54   平均(50)の1.08倍

スピード              0.26     標準(0.23)の1.15倍

守護神 癸、庚、辛

 

天中殺 午未天中殺

大運

2歳      癸未                                  
12歳      甲申
22歳      乙酉
42歳      丁亥      
52歳      戊子      
62歳      己丑                    
72歳      庚寅                    
82歳      辛卯      

それでは、天中殺での結婚について。

天中殺をご存じの方もいらっしゃると思いますが、天中殺の期間中はいつもの判断力がにぶるので、新しいことを始めたり、人生が大きく変わるような決断をしないようにしましょうというのが算命学のセオリーです。

いつもの判断力の枠組みがはずれていて、眠って夢の中での時間を過ごしているような期間です。夢の中で起きた出来事は、夢から覚めたら現実ではありませんよね?

よって、天中殺の間の出来事は、天中殺が終わると現実として続いていくことが難しいという仕組みになっています。

 

りゅうちぇるさんとぺこさんは2016年にご結婚されたそうですが、算命学ではひとつ屋根の下で生活を共にする同棲を始めた時を結婚の始まりとみなします。

りゅうちぇるさんはご自身のYouTube動画の中で18歳から同棲を始めたとおっしゃっていましたので、おそらく2014年からということになります。

2014年は甲午の年。ぺこさんは午未天中殺ですので、2014年はぺこさんの天中殺の期間中でした。

天中殺で結婚したからといって、全ての方が結婚生活を維持できない訳ではありませんが、離婚されたカップルの多くは、天中殺の時に結婚をしていたといった具合で、5~6年の歳月をかけてだんだんと夫婦関係がうまくいかなくなって終止符を打つようです。(ちなみに私もそのうちの1人ですが・・)

この現象は、一般的な正式な結婚で、さらに男の子に恵まれるとより顕著に現れると言われます。

 

ブログをご覧の方で、ご結婚や同棲の予定がある方は天中殺の期間かどうか、是非チェックしてみてくださいね。

算命学では、ご自分のこれから辿る運気をあらかじめ後天運でチェックできます。

いつのタイミングで何をすると運気の波に乗れのか、また、大難は小難に抑えることができます。

より願望実現するために、大いに運気の後押しをもらいましょう。

 

次に、宿命に合った夫婦の関係性について。

まずりゅうちぇるさんですが、日干支は癸亥です。

癸亥は倒異の三業干支で、家庭運が良く子どもも良く育ちますが、配偶者に不運をもたらすと言われる干支です。

月干支は乙酉で、祇王の三業干支です。祇王の業とは一度結婚すると深刻で大きなトラブルをかかえたまま結婚生活を維持するか、離婚結婚を繰り返すことになると言われる干支です。

また、りゅうちぇるさんには干合のエネルギーがありません。干合はパートナーを表します。

つまり、りゅうちぇるさんの人生にとってエネルギー的には、パートナーがいないことが自然なのです。

干合のエネルギーがないから結婚できないとか、パートナーがいらないと言うことはありませんが、居ることを不自然に感じたり、またはパートナーを求めすぎたり、極端な現象にでることが多いようです。

 

次に、ぺこさんは、生月天中殺を持っています。

生月天中殺は、一般常識にとらわれず、自分の思うままに何にも縛られず人生を進んでいくことが宿命にあっていて、結婚もその対象です。

また、ぺこさんの日干支の壬辰は、壬は海を表し、辰は戌亥から流れてくる水が海に出ていく場所で水が尽きることなくどんどん流れていきます。つまり、エネルギーを次から次へと得られることを意味します。

家庭運より仕事運が良く、仕事で成功する干支です。

 

この様に、お2人とも宿命からは、一般的な正式な結婚生活に向いていません。

ですので今回お2人が決断した、「人生のパートナーとしての新しい家族のカタチとしてやっていく」ことは、宿命にとても合っています。

算命学では、一般的な正式な結婚だから良いということではなく、それぞれの宿命に合ったパートナーとの自然な寄り添い方があります。

りゅうちぇるさんは、子丑天中殺で2020年と2021年、また10年ごとに変わる大運の切り替えもありますので、この数年間はとても悩んだのではないかと推測します。

 

また、法的には籍を抜いたとのことですが、完全に離れなかったことについて、算命学の観点から見ていきます。

後天運の家庭を表す西方に注目します。りゅうちぇるさんの大運は、大半会の継続で年運は支合です。

ぺこさんの大運は支合。年運は破の継続ですが、東方が支合で、中央が大半会ですから分離の影響はほとんどありません。

つまり、お2人の後天運では分離条件ではなく、融合条件が回っていますので、今回の決断は完全に離れる事ではなく、新しいカタチとして家族の融合が保たれたのではないかと推測します。

 

そして、お2人のご縁は、日干の壬と癸が同じ水質ですので、なんとなく同じ匂いがするというか、兄弟のような仲間のような感覚のお2人。

りゅうちぇるさんの家庭を表す陽占の西方が石門星で、家庭に仲間意識を求める結婚観ですし、この石門星がぺこさんの大運の初旬にあって、ペコさんの人生観も仲間意識を強く持っています。

また、ぺこさんの守護神は癸で、りゅうちぇるさんの日干です。

 

そして、お2人の芸能界のデビューには、お2人の運勢が共鳴して成功に至ったのではないかと推測します。

りゅうちぇるさんの大運は、東方の半会、西方の大半会ではありますが、運気の枠が外れるという後押しはありません。

一方、ペコさんは運気の枠が外れて大いに飛躍する大運ですが、東方が害でペコさん一人ではなかなか運気の波が社会進出に向いて行かない時期でした。

よって、このお2人の活躍には、りゅうちぇるさんの東方半会とペコさんの運気の後押しがあって、より飛躍的な社会進出につながりました。

 

離婚することで、算命学的には自然なカタチとなったお2人が、今後もお2人らしいパートナー関係でいることと、ますますのご活躍を応援しております。

創喜塾鑑定士  嶺由依