芝蘭の体験鑑定3

鑑定

あなたは三合会局（亥卯未）を宿命に持っています。三合会局のある人はこの世の力量が非常に強く、人間的に幅広く活躍することが可能です。現在の大運は東方に律音と自刑が廻っています。いろいろ葛藤はあったかもしれませんが、新しく仕事がスタートし、様々な人間関係や別世界にも三合会局があるため躊躇なく踏み込み、仕事に邁進してきたのでしょう。

しかし、ここに至って結婚し自分の家庭も築きたいとの思いが出てきたのは、宿命の中に禄存星（父親）と玉堂星（母親）の両親がそろっているためで、平和な家庭生活も望み始めたのです。

あなたは確かに配偶者（干合）の星はありません。しかし、星がないからと言って結婚できないというわけではありません。配偶者の星がなくとも結婚している人はたくさんいます。配偶者の星のない人は、異性に対してアンテナが低いところがあります。あなたに好意を寄せている人がいてもそれに気づかないところがありますから、それでは相手には脈がないなと思われてしまいます。また、あなたは中心星と南方が禄存星ですから、同じ星が二つあると貫索星が生まれます。禄存星は愛情の星ですが、貫索星が生まれることにより、異性に対して意地っ張りなところがでてしまい、素直になれないところもあるのでしょう。

一方、配偶者の星がない人は誰とでも合わせられるというところがありますし、配偶者の星のない人と結婚すると上手くいきます。
本当に自分の気持ちに正直になって、結婚して家庭を築きたいと思うのであれば、真剣に出会いを探しましょう。

まずは身近な男性に算命学の勉強をしているので生年月日を教えてもらえませんかと宿命を見せてもらいましょう。あなたは配偶者の星がありませんから、配偶者は西方の配偶者の位置から取ります。配偶者は「乙」となり、これはあなたの日干と同じになります。ですから、配偶者の星がなく、同じような宿命、例えば、日干や日干支が同じとか、中心星が禄存星とか、西の星が貫索星の人を探してみましょう。条件が重ならなくとも、一つでもあればアプローチしてみてはいかがですか。身近に男性が少なければ、婚活サイトを利用すれば、たくさんの人の命式を見ることができ算命学の勉強にもなります。勉強と思って気楽に申し込んでみてはいかがでしょうか。

算命学はまず自分のために使うのです。配偶者の星がないから私は結婚できないと、算命学に自分が使われてしまって思い込んではいけません。
今年、来年と大半会が廻ります。前進力がある年です。前進しようとしない人には大半会は関係ありませんが、前進しようとする人には大きなエネルギーになります。

あなたの三合会局は木質です。人生を進むうえで現実性が先行し、精神性は後からになります。若いころに様々な経験から学び、年を取るにつれて精神性に移行していきます。
しかし、あなたは全柱陰干支であるため精神的なことを一生懸命やる人で、いろいろ考えてしまって行動できない、前へ進めない、そこに宿命を生かし切れない葛藤が生じます。
若いうちは経験すること、つまり行動することが大切です40歳なんてまだまだ人生の半分も来ていませんよ。

三合会局は自分の内部のエネルギーが大きく膨らむ状態で、そのエネルギーを十分に消化しなければ、空中分解を起こして自滅してしまいます。三合会局は手放しで喜べるような命式ではなくどうやって生かしていくかをしっかりと考えて臨まなければなりません。
頭の中だけで考えてばかりいないで、まずは行動し、たくさんの失敗を重ねて苦労することが大切です。
婚活をしてもなかなか上手くいかず、プライドが傷ついて、くじけそうになっても、それを乗り越えることがあなたの宿命を活かすことになります。
失敗を恐れてはいけません。むしろ失敗し経験を重ねることが三合会局を消化することであり、失敗も前向きに捉え、将来の自分のためと考えて前進していきましょう。

あなたの大運は4旬目と5旬目が「癸」から「甲」に変わります。この干支の流れは大きな変化となります。44才からの10年はこれまでの人生と大きく変わります。変化させるチャンスでもあります。

あなたの日干の「乙」は雑草のごとく苦労するたびに強くなります。苦労することは乙木の生き方です。根が生えていますから、回復力も早く粘り強く芯が強く、七転八起の人です。失敗を怖がらず自分が感じたままに進んで行きましょう。