芝蘭の体験鑑定1-1

鑑定

現在あなたは大運は5旬目になります。大運は精神性を現し、年運は現象を現します。

年干支（東方）は社会、仕事、未来へ向かってのスタート、前進する力、

月干支（中央）は家系、足場、何かをする手段を示し、心を司ります。

日干支（西方）は家庭、蓄積、結果、ゴールを示します。

あなたの現在の5旬目は東方が半会、中央が干合、西方が3旬目を引き継いで大半会となっています。前進力があり、結果もまとまるという精神性になります。

中央の干合は5旬目には誰でも廻ってきます。

算命学は誰にでも節目で共通に廻って来る位相法があり、大運では5旬目中央の干合、6旬目中央の天剋地冲です。年運では20才東方の大半会、30才東方の納音、40才東方の大半会、54才東方の天剋地冲、60才東方の律音です。誰にでも廻って来ると言いましても、同じ運勢を辿るわけではありません。環境が違いますからそれぞれが異なった運気になります。しかし、節目ですべての人に同じ位相法が成立するということは、何かしらの自然界からのメッセージがあるのです。

そこで5旬目の干合を考えてみましょう。

中央が干合するということは、社会的な立場、足場、役割が変化し、また、家族の中での立場、役割などの変化もあり、これまで生きてきた自分の人生に対する意識や考えが大きく変わるということです。

例えば、仕事はどんどん責任のある仕事を任されたり、家では子供は巣立って行き、親は弱ってきて介護が必要になったりします。

干合は相剋関係ですから剋されて鍛えられます。人間としての次元を高める時期とも言えます。

5旬目までに自分らしく生きていられないと感じている人は、この大運のエネルギーを上手く取り入れて宿命に合った生き方をしていただきたいです。

あなたの天中殺は戌亥天中殺で、家系からはみ出すのですが、あなたの場合は自分が家系を生じていますから矛盾があり、陰転傾向にあります。また、生年天中殺もありますから、家系から離れにくくなります。この5旬目の干合を上手く取り入れ、自分らしく生きるためのきっかけととらえてください。

5旬目の大運はこれまでの価値観を変えられる時期でありますから、目の前にある現実にとらわれ過ぎて、変化できるチャンスに対応ができなかったり、人生の先が見えてしまったなどとあきらめたりしないことです。干合で価値観を変え、自分の人生はまだまだこれからだ、もっと楽しく自分らしく生きようと考えられるように、5旬目の大運を意識してください。

あなたの陰占は東方と中央が支合となっています。前進しようという気と心の気の流れが自然でスムーズですし、5旬目の大運も前進力があり、結果もまとまります。よって、視座を高め、物事を柔軟に考えより良い変化に対応しましょう。

6旬目の大運は中央に天剋地冲が廻ります。これもすべての人に6旬目に廻ります。月柱は月支源命と言われるように家系の流れを表わしますので、あなたの命の源を司るエネルギーです。このエネルギーがかく乱されるということは、あなたの命に危険があるということも考えられます。事故に遭ったり、大病に罹ったりしますが、本来であれば、あなたに起こることが親族に起こったりします。あなたのご両親が存命である場合は、あなたの身代わりになってくれることが多いです。ご両親とも亡くなっている場合は特に大運に入る時と出る時を気を付けてください。

5旬目の干合から自分の宿命通りの生き方に変更し、鍛えられて人としての次元を高めれば6旬目の天剋地冲は乗り切ることができます。

全ての人に共通して廻って来る節目は、自然界がすべての人に与えた「チャンス」や「きっかけ」と捉えて生かしていきましょう。

今年は西方に納音が廻ります。大きな対冲現象があり、細かくバラバラになったものを、整理整頓してすっきりと片付けてからのスタートとなります。これまで溜めて来た過去を清算する因縁解脱とも言われます。運気の転換期で、自分の価値観や家庭環境の劇的な変化があります。これまでの生き方が良くないと思っていれば、反対の生き方を選択すれば上手くいきます。

次回はあなたの性情や宿命、今後の生き方について説明いたします。