芝蘭の体験鑑定2

芝蘭の体験鑑定2

1979年8月23日生

ニックネーム えぴさん

依頼内容

3年前15年以上続けてきた仕事をなくして自信を失いました。そこから色々挑戦してみては上手くいきません。理不尽な人間関係もあり更に自信がなくなりました。今まで医療関係に勤めてきたのですがそれも向いてない気がしてきました。今は算命学の勉強をしていつか鑑定士になれることを目標に頑張ることで前向きになれてきました。勇気がなくなってしまった私にアドバイスとカツを入れて頂ければ幸いです。

陰占

  壬 壬 己

子 戌 申 未 子

丑 戊 庚 己 丑

  辛 戊 丁

  丁 壬 乙

  59  9 56

陽占

    牽牛星 天印星

車騎星 龍高星 牽牛星

天南星 貫索星 天貴星

 

 

総エネルギー 274

排気量    8.33(理想9.13)

車幅      66(平均50)

スピード   0.24(標準0.23)

 

 

大運  

初旬5才:癸酉 
2旬目15才:甲戌 
3旬目25才:乙亥 
4旬目35才:丙子 
5旬目45才:丁丑 
6旬目55才:戊寅 
7旬目65才:己卯
8旬目75才:庚辰

あなたの日干は「壬」です。自然界では海や湖を表わします。「壬」の方は流動的で、環境の変化に上手く適合することができます。知的で冷静。総てを包み込む度量があります。

日支の「戌」は季節が10月頃で、自然界の草木は枯れ、収穫を終えた秋の土は養分が少なくなっているため、養分を自分で作らなければなりません。つまり、常に努力をすることが必要です。

あなたは現在大運天中殺に入っており、今年で4旬目が終ります。4旬目は秋(申)生まれのあなたには運の開ける「丙」が廻っておりますから大運は陽転すると見ますが、何か上手くいかないようで陰転しているようですね。ではその原因を探っていきましょう。

 

あなたは偏気印綬格に入格しています。この格の入格者は、大衆的でない芸術・文学などの特殊分野で大成功を収め、海外に出て成功しやすいという格です。刑・冲・害があると格の現象が弱まり、身弱の人は格の要素が強く出ます。

あなたの場合は庫気刑があり、身強ですから現象は弱いのかもしれませんが、善くない方の現象が現れたようです。大運4旬目は禄存星、5旬目は司禄星が廻っています。禄存星、司禄星が廻ると中心の龍高星の水質が剋され水が濁りますから凶星となり、これは仕事の面で運を下げる現象となります。

3年前の2020年は混在占技から人生の壁に突き当たる年でした。本当に大変な年でしたが、よく乗り越えられましたね。

先述しましたように、4旬目は秋生まれの「壬戌」には運気が開ける「丙」が廻っています。よって、人生の壁に突き当たっても、最悪の状態(うつ病になるなど)にならずに済みました。このように考えますと、あなたはいろいろ大変なことがあって、上がったり下がったりの起伏の多い人生でも、努力をしていれば上手く人生を生きて行くことができる人です。

今は算命学の鑑定士になることを目標にして頑張っています。大変なことがあっても助けてもらえた、これで済んだのだと思って、自分の宿命に自信を持ってどんどん消化して生きて行きましょう。

 

さて、5旬目も司禄星が廻ります。第2守護神の「丁」が廻っていますので、大きな落ち込みはないでしょうが、このままでは4旬目と同じような傾向になる可能性があります。ですから、この10年間は生き方を変えてみましょう。

 

偏気印綬格は中心星が龍高星で入格しますから、龍高星を変えます。

4旬目は西方が干合になっています。意識的に干合して変化しましょう。干合すると「壬戌」が「甲戌」に変わります。日干が「甲」になりますと中心星は車騎星に変わります。つまり、車騎星的な生き方をこの10年間はやってみるということです。

車騎星はのんびりとできない働き者です。正直者で一本気、義侠心があり行動力があります。性格的にはさっぱりとしていて、いつまでも根に持つことはありません。

また、干合しますと申酉天中殺に変わります。申酉天中殺もいつもバタバタして落ち着くことがありません。常に多忙な状態となります。算命学の勉強とお仕事で忙しい日々を過ごしましょう。

 

あなたは西方に車騎星を持っています。日干の「壬」は度量があり、大らかなところがありますから、一見車騎星的なところはご自分では感じないかもしれませんが、闘争心は旺盛で役割意識の強いところを持っています。陽占に車騎星がありますから車騎星的に生きることは難しくありません。

 

車騎星を輝かせると玉堂星が生まれます。行動することで学びがあるのです。転職するにしてもしないにしても前に進まなければ、行動しなければ解決はしません。

考えてばかりいないで、まずは動くことです。車騎星は考えるよりもまずは行動します。

 

5旬目は時墓格にも入格します。この格は良いことと悪いことが交互に起こります。一喜一憂せずに「人生塞翁が馬」と捉え、「起伏が激しいのが私の人生」とどんと構えていましょう。

 

6旬目と7旬目は吉星の車騎星と牽牛星が廻りますから、運が開けてきます。ですから、5旬目では様々な事を恐れず経験してください。失敗も大切な経験になります。鑑定士にとってそれらの経験は、知識や知恵、知性となり大切な財産になります。

 

あなたの一番稼働する星は玉堂星(12点)龍高星(11点)の習得本能ですから、学ぶことは苦にならない人です。楽しく算命学を学んでください。そして、車騎星的に生きることで自ら算命学を実践し、体験してみてください。その体験は鑑定士をやっていく上で、貴重な体験となり、算命学が確かなものであるという自信につながります。人生に安定を求めず、勇気を出して様々な事に挑戦していきましょう。

創喜塾鑑定士  芝蘭

芝蘭先生へのお礼の手紙