算命学10分レッスン(923日目)守護神法103
申月(8月)生まれの壬(日柱)
壬を生み出す源(母)は庚で、申は庚が28元本元にあり、庚のパワーが旺盛となる月です。
水が多くなり過ぎるきらいがありますので、戊で水質を剋す必要があります。
その次には、丁の陰火で庚を鍛え、庚を助けます。
この場合、丁が壬と並んで天干に出(月干)ると、壬と干合(水質に変化)してしまいますので、丁が大運と月干に出ることは良くありません。
丁が年干に出ることを良しとします。
戊と丁が両方とも天干に出る場合は、立身出世が望めます。
戊が天干に出て、丁が28元に出る場合は、立身出世への思いのみが強くなり、実現することは出来ません。
この場合、癸があると丁は剋され、戊は癸と干合して火質になるため、丁も戊もその質が変化させられてしまうので、忌神となります。
丙と戊が両方とも28元にある場合は、ほどほどの富を得られ、官吏以外の道に行って成功します。
三柱に壬が多く出て、戊が天干に出る場合、役人となって出世し名誉名声と権力を得られますが、三柱の中に火質があり、土質を生じることが必要です。
甲が天干に出るか命式に甲が多い場合、戊が天干にでると普通の人です。
申の28元にある庚では、多甲を剋しきれないのです。
ただし、普通の人とは言っても、生活にある程度恵まれた普通の人です。
まとめ
申月生まれの壬の守護神は、
1、戊 2、丁 です。
2015-11-26
創喜