算命学10分レッスン(933日目)守護神法113

算命学10分レッスン(933日目)守護神法113

 

午月生まれの癸(日柱)

午月は火質と土質がともに勢力が強く、水質である癸は最弱になります。

従って、西方の星(庚か辛)および水質の星(癸か壬)が両方ともに天干に出ることが必用です。

水質を用いるのは、火質を剋して金質を守るため、金質は土の気を洩らすと同時に水を生じます。

これらはお互いに助け合い、守りあうことで熱すぎる季節の調整をします。

辛と壬が天干に出る場合、丁が出ると壬と干合し、木質に変化して火質を生じることになるので、特に丁を忌みます。

庚と辛が両方とも天干に出て、壬あるいは癸の後天運が廻ってきたり、金質が28元に出て(申)水局(申・子・辰)が構成されたりして、金質と水質が多く水質のパワーが大きくなれば、癸の力は最弱から最強となって、本当の守護神を得ることになります。

後天運が火質と土質で富と名誉名声を得ないはずはありません。

支が火局(寅・午・戌または巳・午・未)を構成し、壬が無い場合は障害者となるか早死にするかします。

信心の道に入るしかありません。

辛と甲があって癸が無い場合は、単なる秀才にとどまらず、甲と癸があって辛が無い場合は、富が大きいのですが、名誉名声はあまり得られません。

甲があって辛と癸が無い場合は、普通の人です。

甲も辛も癸も無い場合は、貧しく下賤な人です。

甲は病気の薬のような役割をし、辛と甲と癸を用いるのが正しいのですが、これを庚と壬に代えてもかなりの出世が見込めます。

火質・土質が癸にとっては病気の原因となり、火質と土質の病の元が無い場合は、才能と学術に秀で、長寿の働き者となります。

まとめ

午月生まれの癸の守護神は

1、庚・辛 2、壬・癸 です。

 

2015-12-10

創喜