算命学10分レッスン(934日目)守護神法114
未月(7月)生まれの癸(日柱)
未月は、夏から秋へと季節が移る間にある土用です。
夏が過ぎたといってもまだまだ暑さは残っており、7月23日頃から立秋(8月8日頃)までを24節気では大暑と言います。
未月でも大暑の前は火質の丁が初元の28元にありますので、午月と同様に判断します。
大暑以降は、28元に本元の己が出ますので、土質の勢力が強いと判断します。
土質の勢力が強いのですが、秋の気(金質)へ向かうため、壬と癸の助けが無くても庚と辛を専ら守護神として用います。
大暑以前に庚と辛が天干に出ても、金質が丁の火に剋され、壬や癸で火質を制止しなければなりません。
そのため、大暑前の金質と水質がともに天干に出る必要があり、その場合は立身出世と富、名誉名声を手に入れることができます。
しかし、壬や癸が無い場合は、普通の人となります。
大暑に入ってから立秋までの下半月は、28元の土質がパワーを増しますので、丁が初元にあっても庚と辛が天干に出れば、富と名誉名声が得られます。
もし丁が天干に出た場合は、他人よりも上に行くことはできませんので、丁は忌神ということになります。
まとめ
未月生まれの癸の守護神は、
1、庚・辛 2、壬・癸 です。
2015-12-11
創喜